2022年 秋の健康診断キャンペーンお知らせ

今年も秋の健康診断キャンペーンを行います。

期間は9/1(木)〜11/30(水)までとなります。

今年の秋のキャンペーンでは猫は全年齢対象、犬は例年通り5才以上が対象となります。
春の健康診断キャンペーンは犬が全年齢対象となっておりますので、5歳未満の犬は春のキャンペーンをご利用下さい。

目次

ペットの健康診断は必要?

元気なのに病院に連れて行って、検査する必要はあるの?と思う方もいるかもしれません。
しかし、ペットは人間のように「ここが痛い」、「体がだるい、違和感がある」など伝える事が出来ません。
また、どこか体調が悪くてもそれを隠すように元気を装う事もあります。

例えば初期の腎臓病では食欲低下や嘔吐などの症状はあまりみられず、多飲多尿も気付きにくいと思います。
最近食欲が落ちている、嘔吐するなどで来院されて検査したところ、腎臓病がかなり進んでいたという事も多くみられます。

また、最近散歩を嫌がる、途中で疲れて止まってしまうという事はありませんか?
もちろん加齢によって体力が低下していることもありますが、心臓病が隠れているかもしれません。
心臓病の初期症状として運動を嫌がる、咳などがみられます。
しかし、歳のせいかな?と見過ごされることが多く、症状が進行して咳が止まらない、口を開けてずっと呼吸していて苦しそう、血液混じりの液体を吐いたなどで来院される事も多く見られます。

このようにペットの不調に気付いた時には病状が進んでいたという事も少なくありません。
健康診断で病気が隠れていないか調べましょう。

健康診断はどのくらいのペースでしたほうが良い?

若い犬猫は年1回、中高齢からは年2回をおすすめしています。
犬猫は1年で4才も歳を取ると言われています。
それだけ体調の変化や病気の進行が早い場合があります。
若いから大丈夫!前回受けた時に異常がなかったから大丈夫!ではなく、定期的に検査を受けて体調管理にご利用下さい。

どんな検査をするの?

当院の健康診断キャンペーンでは、血液検査による健康診断を行います。
ご希望に合わせて健診セットを選択して頂けますのでご相談下さい。

健診セット内容

セット項目通常料金キャンペーン料金
健診セット犬・猫 ¥6,900犬・猫 ¥5,000
健診・甲状腺セット犬 ¥11,300
猫 ¥9,400
犬 ¥9,500
猫 ¥7,500
健診・腎臓セット犬 ¥8,500
猫 ¥8,400
犬 ¥6,500
猫 ¥6,400
健診・甲状腺・腎臓セット犬 ¥13,500
猫 ¥10,900
犬 ¥11,000
猫 ¥8,900

犬猫健診セット

 貧血や炎症などの状態を調べる血球計算、臓器や器官の状態を調べる血液化学検査を行うベーシックなプランになります。
5歳以下など若い子におすすめです!

健診・甲状腺セット

 健診セット+甲状腺ホルモンを測定するプランになります。
高齢になると甲状腺ホルモンの分泌異常を起こす事があります。
犬猫で違う病気・症状がありますので、気になる方はこちらのセットをどうぞ。

甲状腺機能低下症

甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンが少なくなることによって起こる病気です。
犬でよくみられ、猫ではまれです。
代謝全般が低下するので、太りやすい、元気が無い、体に左右対象の脱毛などの症状が出る場合があります。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能低下症とは逆に、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になることで起きる病気です。
猫でよくみられ、犬ではまれです。
全身の代謝が活発になりすぎる為、いくら食べても痩せてくる、落ち着きなく動き回ったり鳴き続けたりする、攻撃的になるなどがあります。

健診・腎臓セット

健診セット+早期腎不全マーカー(SDMA)を測定するプランです。

今まで血液による腎機能の評価はクレアチニン(CRE)によるものが一般的でした。
クレアチニンは腎機能が約75%喪失するまで数値の上昇がみられません。
また、筋肉量の影響をうけて数値が左右されたりします。

腎臓セットに含まれている早期腎不全マーカー(SDMA)は腎機能が平均40%喪失した時点で上昇します。
猫では平均17ヵ月、犬では平均9.7ヵ月早く腎臓病を発見できる可能性があります。

腎機能は一度喪失すると元には戻らないので、早期発見、早期治療が重要になります。
腎不全は死亡原因の上位にあり、高齢犬猫の多くがかかる可能性がある為、気になる方はこちらのセットをおすすめします。

健診・甲状腺・腎臓セット

健診セット+甲状腺ホルモン+早期腎不全マーカーの全てを測定するプランです。

甲状腺も腎不全も高齢になってくるとなりやすい病気です。
初期症状では加齢に伴うものだと思って、気付きにくい事もあります。
元気だけど、高齢になってきて病気が隠れてないか心配、せっかくなので全体的に見てほしいという方はこちらをどうぞ。

他にも追加オプション検査を選択頂けます。
どのセットにも追加出来ますのでお気軽にご相談ください。

心臓マーカー

検査項目 : 犬:NT-proANP、猫:NT-proBNP
心臓の負荷を表していて、高値の場合は心臓病がある可能性があります。
高値の場合は画像検査と合わせて、心臓の状態を総合的に評価していきます。

膵炎マーカー

検査項目 : 膵特異的リパーゼ
膵臓のリパーゼのみを測定する検査で、食欲不振や嘔吐、下痢など膵炎が疑われる場合に行います。
定期的に嘔吐や食欲不振を繰り返す猫は、慢性膵炎に罹患している可能性があります。

ご希望に合わせてその他の検査も合わせて行えます。

池田動物病院では、ペットの健康についてお手伝いさせて頂いています。

普段の疑問や心配なども合わせてご相談ください。

健康診断キャンペーンは9/1~11/30までとなっておりますので、

診察は予約制となっております。
ご希望の方は電話にてご予約下さい。

元気に長く一緒にいる為に、定期的な健康診断をご利用下さい。

投稿者プロフィール

山﨑 (看護士)

ずっとダックスを飼っているダックス好き。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次
閉じる