地域密着のホームドクターとして35年
当院は予約制で診察を行っています。
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お電話ください - 044-433-2274
川崎市中原区の飼い主さま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。
わんちゃんが「がん(腫瘍)」と診断されたとき、多くの飼い主さまが、治療についてさまざまな不安や迷いを感じられると思います。
こうしたお気持ちの中で、比較的身体への負担を考慮しながら取り入れられる治療として、「漢方」や「東洋医学」に関心を持たれる飼い主さまも増えています。
この記事は、無理に治療を進めるためのものではありません。
今の状態でどのような選択肢があるのかを整理するための情報として、池田動物病院の考え方をお伝えします。


わんちゃんにも、ヒトと同じように腫瘍が発生します。
近年は寿命が延びたことにより、シニア期に腫瘍が見つかるケースが増えています。
西洋医学で行われる主な腫瘍治療には、
などがあります。
腫瘍の種類や進行度、全身状態を考慮しながら治療方針が決められますが、高齢であったり、持病がある場合には、治療そのものが身体への負担になることも少なくありません。
そのため腫瘍治療では、
「どこまで治療を行うのか」
「どのような生活を大切にしたいのか」
を、飼い主さまと一緒に考えていくことが重要になります。
腫瘍は特定の犬種に限らず、どのわんちゃんにも起こり得る病気です。
年齢では7〜8歳頃から増え始め、10歳を超えると発生リスクが高くなる傾向があります。
来院のきっかけとして多いのは、
といった変化です。
診断後、
「抗がん剤でつらくならないか」
「高齢でも体力がもつのか」
「できるだけ苦しませたくない」
と悩まれる飼い主さまは少なくありません。
そのような中で、腫瘍と向き合う身体そのものを支える方法として、漢方に関心を持たれる方がいらっしゃいます。
西洋医学の腫瘍治療は、腫瘍細胞を減らす、あるいは取り除くことを目的としています。
一方で、治療を続けていくためには、体力や生活の質(QOL)をどのように保つかという視点も欠かせません。
漢方(中医学)は、身体全体のバランスを整え、回復力を引き出すことを目的とした医療です。
役割は異なりますが、西洋医学的治療を軸にしながら漢方を併用することで、治療を「続けやすくする」サポートができる場合があります。
抗がん剤治療などで起こりやすい、
といった症状に対し、
漢方を補完的に取り入れることで、
が期待できることがあります。
※漢方はすべての腫瘍に効果がある万能な治療ではありませんが、状態や体質に応じて取り入れることで、その子にとってプラスに働く場面があります。
中医学では、腫瘍を「突然できたもの」とは考えません。
身体のバランスの乱れが、長い時間をかけて積み重なった結果として現れるものと捉えます。
といった状態が重なることで、腫瘍ができやすくなると考えられています。
漢方は、腫瘍そのものを直接取り除く治療ではありません。
といった働きを通して、腫瘍治療に向き合う身体づくりを支える役割を担います。

漢方というと、「飲ませるお薬」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、体調や性格、治療状況によっては、内服が難しいわんちゃんも少なくありません。
そのような場合に選択肢となるのが、塗る漢方です。
塗る漢方は、皮膚から穏やかに働きかけることで、身体への負担を考慮しながらケアを行う方法です。
といった状況でも、比較的取り入れやすい場合があります。
※すべての症状や状態に適しているわけではありませんが、その子の体調や生活状況に合わせて検討できる選択肢の一つです。
池田動物病院では、漢方とあわせて鍼治療を取り入れることもあります。
鍼治療は、身体の緊張を和らげたり、血流を促したりすることで、身体が本来持っている回復力を引き出すことを目的とした治療です。
といった場合に、漢方と組み合わせて行うことで、より穏やかなサポートにつながることがあります。
無理に行うことはなく、わんちゃんの性格や状態を見ながら、負担の少ない方法で進めていきます。

池田動物病院では、腫瘍の種類や進行度、検査結果を踏まえたうえで、食欲・元気・便の状態・体力などを総合的に評価し、わんちゃん一頭一頭に合わせた漢方を検討しています。
内服が難しい子には塗る漢方を、体調や状態に応じて鍼治療を組み合わせるなど、無理のない形でのケアをご提案しています。
すでに他院で検査や治療を受けている場合でも、検査結果を参考にしながらご相談いただくことが可能です。
漢方が担う役割には、次のようなものがあります。
漢方は「治すこと」だけを目的とするのではなく、その子らしく過ごせる時間を支える治療です。
A. いいえ、漢方だけでがん(腫瘍)を治すことはできません。
犬のがん治療では、手術や抗がん剤治療などの西洋医学的治療が基本となります。
漢方は、腫瘍そのものを直接なくす治療ではなく、体力や食欲、生活の質(QOL)を支える補助的な治療として位置づけています。
A. 多くの場合、併用は可能です。
抗がん剤治療中の食欲低下や体力低下、消化器症状などのサポートとして、漢方を取り入れることがあります。
ただし、使用中のお薬や全身状態を確認したうえで慎重に判断しますので、必ずご相談ください。
A. はい、ご相談いただけます。
治療の目的は「完治」だけではありません。
食欲を保つ、痛みを和らげる、穏やかに過ごす時間を支えるなど、その子の状態に応じたケアを一緒に考えることができます。
現在ほかの医療機関で治療中の場合でも、検査結果を参考にご相談可能です。
わんちゃんの腫瘍治療では、まず西洋医学的な治療が中心となります。
そのうえで、体力や生活の質(QOL)を支える目的で、漢方や鍼治療を補完的に取り入れるという選択肢があります。
無理に治療を始める必要はありません。
今の状態でどのような選択肢があるのかを整理することも、大切なステップです。
腫瘍治療や漢方について気になることがありましたら、どうぞお気軽に池田動物病院までご相談ください。
東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。


この記事の執筆・監修
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師
名取(獣医師)
生まれ変わっても猫と暮らしたい。
IKEDA ANIMAL HOSPITAL
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