地域密着のホームドクターとして35年。
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オーダーメイドの皮膚治療
なぜ皮膚病を発症したのか、その背景も考えて原因を追究し、
再発を防ぐことを意識した診察・治療を行います。 オーダーメイドの
皮膚治療
なぜ皮膚病を発症したのか、
その背景も考えて原因を追究し、
再発を防ぐことを意識した
診察・治療を行います。

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このようなお悩みは
ありませんか?

  • 掻く、舐める、かじる、痒そう
  • 毛が薄い
  • 毛が抜ける、毛が切れる
  • ぶつぶつ、ボツボツ
  • 赤い、血が出る、膿が出る
  • フケが出る
  • かさぶたができる
  • 黒くなる

そのお悩み是非、
ご相談下さい

皮膚病は体の表面に出てくる異常なので、比較的に早く発見され、相談の多い病気です。

ペットの飼い主様は皮膚の痒みで病気に気付かれることが多いですが、痒みは伴わずに毛が薄くなる脱毛症や皮膚表面にできものが発生する腫瘍も相談を受けます。

このような皮膚病の原因は、皮膚自体に問題をかかえているケースもあれば、体の内側に病気をかかえており、その一症状として皮膚に影響があらわれている場合もあります。

特に高齢化したペットを診ていると免疫力の低下から皮膚病を発症しているケースが多くみられます。

当院は、経験豊富な獣医師がペットの種類と年齢、性別、病気の発生部位とその症状から該当する可能性が高い皮膚病を予測し、診断に必要な検査の提示や治療の提案を飼い主様と相談させていただきながら診察を進めていきます。

FLOW

池田動物病院の皮膚科診療の流れ

  • 問診

    いつから症状が始まったのか、どのような環境で発症したのか、痒みや痛みの有無などを確認させて頂きます。

    その情報から、食事やアレルギーの有無、過去の治療歴や投薬履歴、季節的な影響も考慮し、治療方針を決定します。問診で得られた情報をもとに、皮膚科検査や治療計画を立てていきます。効果的な治療に繋がるためには、丁寧なコミュニケーションが欠かせません。

  • 視診・触診

    鼻の先から尻尾の先まで全身をくまなく見て、触って必要な情報を集めていきます。耳は、耳鏡という器具を使って奥の方まで確認していきます。
    体表に症状の出やすい皮膚科診療では、視診・触診は非常に重要です。

  • 検査

    一般的な皮膚科検査

    皮膚表面の寄生虫、細菌、カビの検出、毛の構造や色、成長周期の評価などを行い、
    現段階で疑われる疾患の裏付けをしていきます。
    お互いに関しては、先ほどの耳鏡で覗き耳道の状態を確認する検査の他、耳垢の症状の確認や細胞診を実施します。
    スタンプ検査 スライドグラスを病変部にベタベタと押し当て顕微鏡で覗き、皮膚表面の細菌やカビ、炎症などを確認します。
    テープストリッピング検査 病変部にセロハンテープを複数回押し当て顕微鏡で覗き、皮膚表面の細菌やカビ、寄生虫、炎症の有無などを評価します。
    被毛検査 病変部の被毛を複数本抜いて顕微鏡で観察します。被毛や毛包に感染する寄生虫やカビなどの診断に有用です。また毛の構造の評価、毛の根本を見て成長期毛なのか、そしてその割合を見ることで周期の異常がないかを評価していきます。
    掻爬検査 皮膚表面を擦り取ったりフケを集めて顕微鏡で観察します。
    主に寄生虫の検出に役立ちます。
    ウッド灯検査 特定のカビを検出する検査です。
    感染している毛はきれいなグリーンアップル色に光ります。

    追加検査

    皮膚科検査を踏まえて、考えられる病気をさらに絞っていくために必要に応じた追加検査をしていきます。
    血液検査 血液検査では、ペットの健康状態やアレルギー、感染症の有無を確認し、皮膚トラブルの原因を特定する手がかりを得ることができます。
    ホルモン検査(T4.TSH.ACTH刺激試験など) 甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)と言った内分泌疾患の関与が無いかを調べます。
    アレルギー検査(アレルゲン特異的IgE検査、
    リンパ球反応試験など)
    アレルギーが疑われる子の血液を外注検査に提出し、痒みを引き起こす原因になっていると考えられる「抗原」を調べる検査です。アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、ノミアレルギー性皮膚炎の子の治療方針の参考になります。
    除去食試験 一定の期間お食事を変更した時の皮膚症状や痛みの程度を評価します。食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の鑑別に有用です。
    微生物培養同定検査 皮膚病変部や耳にどんな細菌や真菌が増えているのかを調べます。
    薬剤感受性試験 検出された微生物に効果のある薬剤を調べます。
    皮膚病理検査 直径数ミリの円形の刃物で皮膚をくり抜き病変部で何が起きているかを実際に顕微鏡で観察できる検査です。
  • 診断

    問診、視診、触診、各種検査を通して考えられる疾患を総合的に診断し、分かりやすく丁寧にお伝え致します。
    疾患によっては診断がつくまでに数ヶ月かかるものもあります。
    また、症状の重症度によっては診断と治療を並行して行う場合もございます。

  • 治療

    皮膚病だけを診るのではなく、なぜ皮膚病を発症したのか、その背景も考えて原因を追究し、再発を防ぐことを意識して診察・治療にあたっております。

    原因を解決しない限り、皮膚疾患には何度も繰り返してしまうものも多く存在します。
    「症状が出たら治す」ももちろん一つですが、長期的な目で考えると「なるべく健康な皮膚の状態を長く保ってあげる」ことを目標に治療を進められたら理想的です。

    そのためには、飲み薬や塗り薬だけでなく、お食事や生活スタイルの見直し、シャンプーなどの日常的なスキンケア、お耳のお手入れ、お家でのスキンシップまで幅広く様々な角度から治療のご提案をさせて頂くこともあります。

    我が子にとっても飼い主さまにとっても「これなら無理なくできそうだ!」という皆さんに合った治療方法を一緒に探していきましょう。

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犬猫の代表的な
皮膚病について

犬の皮膚病

犬のアトピー性皮膚炎

犬アトピー性皮膚炎が多い犬種
柴犬、フレンチブルドッグ、トイプードル

犬アトピー性皮膚炎は、遺伝的素因を有した炎症性・瘙痒性のア レルギー性皮膚疾患であり、環境中の抗原に対し IgE が関与した特徴的な症状を認める病気です。

具体的には、皮膚のバリア機能が弱いわんちゃんには、本来は無害であるはずの環境中のダニ(ハウスダストマイト)、カビ(真菌)、花粉などが容易に入り込んで抗原となってしまい、皮膚に紅斑(赤み)や掻痒(痒み)などを引き起こす病気です。

症状が出やすい部位 ●眼の周りや口回り
●耳介の内側
●腋窩部(脇の下)
●鼠径部 (太ももの内側)
●肢端(肉球の間や足先)などが挙げられます。
症状
急性期 紅斑(赤み)
慢性期 苔癬化(皮膚がざらざらしたりゴワゴワする)
色素沈着(皮膚が黒くなる)
脱毛(毛が抜ける)

膿皮症

膿皮症が多い犬種
フレンチ・ブルドッグ、イングリッシュ・ブルドッグ、ボクサー、ラブラドール・レトリーバー

膿皮症は、皮膚の常在菌であるぶどう球菌が過剰に繁殖し、表皮や毛包に感染することで発症する、ワンちゃんに非常に多く見られる皮膚病のうちのひとつです。

とくに高温多湿でいる夏場に頻発します。

抗菌薬などの飲み薬とシャンプーや塗薬などの外用薬を使用して治療しますが、治らない、繰り返す場合には、薬剤耐性菌の存在やホルモンの病気を始めとする基礎疾患が隠れていないかを見直す必要があります。

こんな症状があるワンちゃんは
アトピー性皮膚炎の
可能性があります
●痒み
●丘疹(ブツブツ)
●膿疱(白いブツブツ)
●表皮小環(かさぶた)
●脱毛

マラセチア性皮膚炎

マラセチア性皮膚炎が多い犬種
ミニチュア・ダックスフンド シーズー フレンチ・ブルドッグ ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア コッカー・スパニエル パグ

常在菌であるマラセチアという真菌が関与した皮膚炎です。

マラセ チアはあぶらが好きなカビなので、皮膚の中でも皺がよることで特 にあぶらが溜まりやすい首や脇、股などに症状が出やすく、皮膚が 赤くなったり毛が抜けたり分厚くなったりフケが多く出たりします。

マラセチアを減らしあぶらを落とす目的でシャンプーによる洗浄を行ったり、塗り薬を使ったり、場合によっては抗真菌薬の内服薬で 治療をしていきます。

こんな症状があるワンちゃんは
マラセチア性皮膚炎の
可能性があります
●首からお腹にかけてや、脇や内股などに紅斑(赤み)
●脱毛(毛が抜ける)
●脂漏(ベタつき)
●鱗屑(フケ)
●色素沈着(皮膚の黒ずみ

猫の皮膚病

舐性皮膚炎

猫の舐性皮膚炎は、過剰な舐め行動による皮膚の炎症です。原因としてストレスや退屈、アレルギー、寄生虫、感染症、痛みなどが挙げられます。主な症状は、被毛の脱毛、赤み、ただれ、潰瘍などで、進行すると二次感染を引き起こすことがあります。診断には身体検査や各種検査を行い、原因を特定します。治療はストレス管理、寄生虫駆除、アレルギー対策、感染症治療など多岐にわたり、行動療法も併用されます。早期対応と継続的なケアが猫の快適な生活に重要です。

こんな症状がある子は
舐性皮膚炎の
可能性があります
過剰なグルーミング(舐め行動)
足先や指の間を頻繁に、しつこく舐める・噛む行動がみられる。

脱毛
舐め続けることで、毛が抜けて地肌が見えるようになる。

発赤(赤み)・腫れ
舐める刺激により皮膚が炎症を起こし、赤く腫れることがある。

びらん・潰瘍
舐め過ぎによって皮膚がただれたり、傷ついて出血する場合もある。

真菌症

猫に感染する皮膚糸状菌症の80〜98%はMicrosporum canisが原因です。人にも感染する人獣共通感染症で、痒みを伴う赤い皮疹ができ、免疫力の低い人では重症化することがあります。皮膚糸状菌は環境中で1〜7年感染力を保持するため、ペットの治療と環境衛生が重要です。また、猫は無症状の保菌者になることがあるため、症状の改善だけでなく、検査で陰性となるまで治療を行う必要があります。診断にはウッド灯検査や培養検査などが用いられます。

こんな症状がある子は
真菌症の可能性があります
●毛切れによる切り株状の脱毛(裂毛)
●フケ
●ペルシャ猫などの長毛種に毛穴に沿ったプツプツがてきることがある

猫アトピー性皮膚症候群

猫アトピー性皮膚症候群が
多い猫種
アビシニアン・ソマリ

皮膚過敏症が起こります。

猫アトピー性皮膚症候群は、アレルゲン(花粉、ダニ、カビなど)などの特定の環境抗原に対する過敏反応によって皮膚に炎症を起こす病気です。

治療にはアレルゲン回避、薬物治療、スキンケアなどが含まれ、再発を防ぐための継続的な管理が重要です。

こんな症状がある子は
猫アトピー性皮膚症候群の
可能性があります
粟粒性皮膚炎
小さな膨らみや結節が皮膚にできる状態。アレルギーが原因で多いです。

外傷性脱毛
猫が過度に舐めたり引っ掻いて毛が抜ける状態。

頭頸部掻疾痕
頭や首を強く掻くことでできた傷や瘢痕。

好酸球性肉芽腫
皮膚や粘膜にできる炎症性の病変。

これらの症状が顔や首回り(目・口・耳)、お腹に出ます。
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当院の皮膚病治療の
特徴

  • 経験に基づいて必要な検査を

    皮膚病だけを診るのではなく、なぜ皮膚病を発症したのか、その背景も考えて原因を追究し、再発を防ぐことを意識して診察・治療にあたっております。
    そのために、アレルギー検査、皮膚スクラップ検査、血液検査などの様々な検査を経験に基づいて選択し、正確な診断に繋げます。
  • 治るを実感できる治療効果

    即効性のある薬剤と長期的な改善を目指すサプリメントなどの治療方法を組み合わせることで、早期から効果を実感していただきながらも、治ったあとも長期間、再発しない治療を提供します。
  • その子に合った適切な薬の処方

    その子に合ったオーダーメイドの治療プランを提案します。
    副作用の少ない最新の薬剤や、投薬頻度を抑えた持続性のある薬剤を積極的に採用し、動物とと飼い主様双方の負担軽減を図ります。
    お薬の使用方法や注意点についても丁寧にご説明させていただきますので、納得して治療を受けていただくことができます。
  • 漢方を使用した治療

    動物にも本来、体の不調を自ら整える「自然治癒力」が備わっています。
    しかし、体力の低下や慢性的な不調により、その力が十分に働かなくなることも。
    漢方は「足りないものを補い、不要なものを取り除く」ことで、乱れた体のバランスを整え、自然治癒力を引き出す東洋医学の治療法です。当院では、この考え方をもとに、やさしく根本から整える皮膚科治療を行っています。
  • 薬浴を使用した治療

    皮膚の炎症やかゆみ、ベタつき、フケなどの症状には、内服薬だけでなく「薬浴(皮膚用シャンプー)」による外からのアプローチも効果的です。症状や皮膚の状態に合わせた薬用シャンプーを選び、皮膚を清潔に保ちつつ、炎症や菌の増殖を抑えます。当院では、獣医師の診断にもとづいた適切な頻度・方法で薬浴治療を行い、内側と外側からのバランスの取れたケアを心がけています。
WEB予約受付中 インターネットで24時間予約受付

ワンちゃん・ネコちゃんの
皮膚科治療は、
池田動物病院に
お任せください!

MESSAGE
池田動物病院 院長 石井 隼

動物の皮膚科診療について豊富な経験と最新の知識を持つスタッフが、大切なご家族の健康を守ります。

皮膚疾患は治療が難しく、一頭一頭に合わせた丁寧な診断と家庭環境に合った治療方針が必要不可欠です。

皮膚疾患は、動物たちの快適な生活に大きな影響を与えます。私たちは単なる治療だけでなく、ご家族の皆さんが幸せに過ごせるよう、長期的な視点でサポートいたします。

皮膚のトラブルでお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。皆様に寄り添い、より良い生活の実現に向けて伴走いたします。

池田動物病院 院長 石井 隼

経歴
2007年 東京農工大学農学部獣医学科 卒業
2007-2010年 北須磨動物病院 勤務
2011-2018年 池田動物病院 勤務
2018-2019年 みわエキゾチック動物病院 勤務
2019年〜 池田動物病院 院長に就任し、現在に至る
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9:00〜12:00 休診
16:00〜19:00
※ ▲月曜日は14:00〜17:00
※ 診察終了時間30分前までに受付をお済ませ下さい
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当院へのアクセス

〒211-0002 神奈川県川崎市中原区上丸子山王町2-1328

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    ●川崎市バス(川71・川74・杉40)「山王町2丁目」より徒歩1分
  • お車でお越しの方

    当院専用駐車場有り(2台分/無料)
    〈No.2〉〈No.4〉をご利用ください。
    地図

    ※当院の駐車場以外の番号には駐車されませんようお願いいたします。また駐車場内でのトラブルに関しては、当院で責任は一切負えませんのでご了承下さい。

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    『ペットの急病時の送迎に』
    『電車に乗せられない大型犬と一緒に移動』
    『車の運転ができなくてもペットと旅行へ』
    エンジェルバギー