東洋医学

このようなお悩み
ありませんか?

  • 高齢になり、足腰が弱くなってきた
  • 椎間板ヘルニアが再発したが、できる限り手術をしたくない
  • 慢性腎臓病や糖尿病を抱えている
  • かかりつけで治療をしたが症状が良くならない

そのお悩み、
池田動物病院の
東洋医学で解決できます

担当医紹介

東洋医学は、鍼治療や漢方薬を用いて、本来生体に備わっている自然治癒力を高める治療が期待できます。西洋医学とは治療概念が異なり、高齢や多くの疾患を抱えている理由で西洋医学の治療を十分受けることが難しい症例や、西洋医学の薬に副反応を示し治療が続けられない症例に対して、治療アプローチができることに魅力を感じております。

  • 比較統合医療学会 所属
    現在鍼灸認定コース 取得中
  • 日本ペット中医学研究会 所属
    現在中医学アドバイザー資格 取得中

名取 孝江

  • 椎間板ヘルニアや関節炎などの運動器疾患の疼痛緩和
  • 老齢動物の健康管理
  • 腎不全、てんかん発作など基礎疾患がある子の治療サポート
  • 西洋薬の副作用軽減のための治療サポート

動物や人間のカラダには、本来、『自然治癒力』という、カラダのどこかに不調があると自分で元に戻そうとする能力が備わっています。しかし、不調があまりにもひどかったり、元々の体質が虚弱であったり、加齢や病気で体力が低下していたりすると、その自然治癒力がうまく働きません。そこで、不調を治すお手伝いをしてあげるものが、鍼や漢方となります。

 『カラダに足りないものを補う』『不要なものを取り除く』を基本として、カラダのバランスを整えることが、東洋医学での治療の考え方です。

当院の東洋医学治療の特徴

ツボに鍼を刺して刺激をすることで、身体の機能に働きかけます。鍼治療と聞くと、お年寄りが受けるというイメージがあると思いますが、実際には、若齢の子から老齢の子まで、年齢に関係なく施術を受けることができます。

当院では鍼治療に組み合わせて、低周波パルス治療器や近赤外線照射治療器を用いた治療を行います。心地よく身体を刺激することで、動物たちもリラックスしてくれます。

当院ではイスクラ産業さんのペット用漢方『QUANPOW』を使用しています。錠剤タイプの漢方で、動物たちにも飲みやすく、効果が期待できます。防腐剤・香料・着色料を使用していないため、安心して服用していただけます。

身体に刺激を与えると、その部位を守ろうとしたり、興奮状態にあるものを鎮静化しようとします。そうした身体の反応を利用することで、身体の表面にあるツボに鍼の機械的な刺激を与え、病気の治療や予防を行うのが鍼治療です。

 当院では、椎間板ヘルニアや関節疾患などの運動器疾患で来院される方が多くみられますが、それ以外にも高齢による足のふらつき、尿失禁、夜鳴き、癲癇などの西洋学治療に鍼治療を組み合わせて行うこともあります。まだ若いのであまり薬を使用したくない場合や、虚弱体質の改善を目指し若い子でも鍼治療を行います。その他に、検査ではどこもひっかかってこないけれど、体調の変化を感じる場合鍼の予防対策として鍼治療を希望される方も多いです。

ラスパーA・MC(鍼電極低周波治療器)を用いて、低周波で身体を刺激します。低周波の刺激により、血行促進、筋肉の緊張が緩和され痛みや痺れを改善する効果が期待できます。

 私たちの身体には、自分では感じない位の微弱な電流が流れています。この生体電流と同じ位の微弱な電流を流すことで、細胞の活動が活性化され、自然治癒力を高めてくれます。

漢方薬は、植物や動物、鉱物など自然の原料からできています。身体に備わっている自然治癒力を助け、病気を治療します。目に見える表面的な症状だけでなく、体質改善をして、症状の根本からの改善を目指します。

治療の流れ

STEP

問診票の記入(初診時)

STEP

四診【中医学の診断方法】を用いた診断
問診(気になる症状、体調の変化の確認)
切診(脈、身体の冷えや熱感、敏感な部分、疼痛の有無を確認)
望診(動物の様子、舌の色、姿勢、歩様を確認)
聞診(体臭、口臭、鳴き声などの確認)

STEP

治療の方針を決める

STEP

鍼治療や漢方処方を行う

費用

料金(税込み)
1回6,600円〜
  • 動物の状態(衰弱・興奮など)によって、鍼の施術ができない場合もございます。
  • 鍼施術の後は、ゆっくり休息を取ることをお勧めしています。
    (施術当日の長時間の散歩、シャンプーなどは控えてください。)
  • 鍼施術と同時に、ワクチン接種や狂犬病予防接種することはお控えください。

その他治療のご案内

鍼治療や漢方治療が適している症状

  • ふらついてうまく歩けない
  • 動きたがらない
  • 踏ん張りがきかない
  • 腰が曲がってきた
  • 体のどこかを痛がる
  • 若いころに椎間板ヘルニアを発症したことがある
  • やわらかい便が続いている
  • 食が細く時々吐く
  • 膀慢性腎臓病がある
  • 胱炎を繰り返している
  • 皮膚の痒みがある
  • 空咳をする
  • 検査で問題はないが、なんとなく元気がない
  • てんかん発作の持病がある
  • 慢性疾患で使用している薬の副作用が心配
  • 腫瘍性疾患や慢性疾患の緩和ケア

など

よくあるご質問

他にかかりつけの病院があるのですが、鍼治療や漢方の処方をお願することはできますか?

はい、できます。かかりつけ病院での検査結果や現在服用している薬があればご持参してください。

鍼治療は痛みを伴いますか?

完全な無痛ではありませんが、ほとんど痛みは感じません。筋肉の凝っている部分に鍼が当たると鈍い感覚を感じることがあります。これは「響気」「得気」と言われるもので、鍼治療独特の感覚です。人では、重だるい、しびれる感覚です。

大人しく治療が出来ますか?

鍼治療が初めての子は、鍼が怖くて当たり前です。何回か治療を続けて行くうちに鍼に慣れてくる子も多いです。治療を受ける子の性格に合わせての治療方法をご提案させていただきます。

鍼治療の効果はどのくらいで出ますか?

症状が軽い場合には、数回で変その化がことが多いです。症状が重かったり慢性経過をたどっている場合には、何回で効果が出るとはっきりお伝えすることが難しいです。そのため、長期的に治療を続けて効果を見る場合もあります。

鍼治療はどのくらいの頻度で通えばいいですか?

その子の病気や症状により様々です。初めは体の反応を見ながら週に1~2回のペースをお勧めしています。また、体調がよくなってからも、再発防止や健康維持のために月に1回の施術をお勧めしています。

鍼治療と漢方のどちらが効果がありますか?

気になる症状や体質、、病気によって、鍼治療や漢方治療を単独でお勧めする場合と、両方の併用をお勧めする場合があります。

漢方薬は飲みやすいですか?

漢方薬特有の香りや味はありますが、投薬トリーツなどを用いたり工夫をすることで、多くの子が受け入れてくれます。

漢方薬は長く飲まないと効きませんか?

漢方薬にも種類があり、比較的効き目の早いものから、体質改善を目的として比較的期間服用していただくものもあります。また、服用中の体調の変化に応じて、漢方の量や種類を調整する必要があります。