がんの治療

動物医療の発展とともに、日々の診療の中でペットの高齢化がすすんできていることを実感します。医療の進歩は大変喜ばしいことですが、高齢をむかえたペットの飼い主さんは医療対策も考えなければなりません。

高齢化したペットに多く発生する病気の代表は「がん」です。

「がん」に対する治療も進化し続けておりますが、人医療も含めて未だ克服した病気ではありません。この「がん」に対峙すべくその治療法は多様化してきておりますが、「がん」は診断名や発生部位、全身への拡がりによって適切と考えられる治療方法が異なります。

治療には高額な費用がかかるケースや費やす時間を必要とする場合もあります。治療を始めるにあたって、しっかりとした病態の把握と治療内容を理解していただくこと(インフォームドコンセント)が重要であると考えております。

当院の院長 石井 隼 は日本獣医がん学会の認定医の資格を取得しており、「がん」の治療にあたってまずはご家族の意向や治療体制に耳を傾けながら、現段階に適切な治療の提案を心がけております。

他院で診断されたケースのセカンドオピニオンも承りますので、畏まらずご相談ください。