地域密着のホームドクターとして35年
当院は予約制で診察を行っています。
- 緊急の際は
お電話ください - 044-433-2274
川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。
ふわふわで小さな子猫ちゃん。
新しい家族として迎えた日から、毎日の成長が楽しみですよね。
しかし、子猫ちゃんの身体はまだまだ未熟で、免疫力も弱く病気にかかりやすい時期でもあります。
特に生後数か月の間は、「ちょっとした不調」が命にかかわる重篤な病気につながることも。
この記事では、子猫ちゃんに多く見られる代表的な病気の症状とケア、飼い主さまができる予防法、そして当院でのサポート内容をご紹介いたします。


子猫ちゃんは、生まれてすぐに母猫の初乳から免疫をもらいますが、その効果は生後6~8週頃で切れてしまいます。
一方で、自分自身の免疫がしっかり働くようになるのはもう少しあと。
この“免疫の空白期間”に感染症や体調不良が起こりやすいのです。
さらに、消化器・呼吸器・体温調節などの身体機能もまだ未熟なため、ストレスや環境変化でも体調を崩しやすいのが子猫ちゃんの特徴です。
「猫風邪」と呼ばれるウイルス性呼吸器感染症は、子猫ちゃんで非常に多く見られる病気です。
くしゃみ、鼻水、目やになどが主な症状で、放置すると肺炎などに進行することもあります。
当院では、症状に合わせた点眼薬・内服薬に加え、漢方や補助栄養剤によるサポート治療も併用可能です。
子猫ちゃんの下痢は、食事の切り替え・感染症・寄生虫・ストレスなど、多くの原因が考えられます。
脱水や栄養不足に直結しやすいため、早期の対応が必要です。
当院では、おなかの弱い子猫ちゃん向けに東洋医学的な「脾(ひ)ケア」を取り入れた治療も行っています。
保護猫やブリーダー出身の子猫ちゃんでは、寄生虫の感染が見られることがあります。
便に混じって見えることもありますが、外見で判断がつかないケースも多いです。
寄生虫の種類に応じて、複数回の治療が必要になることもあります。
当院では、駆虫後の腸内環境のリカバリーにも注力しています。
子猫ちゃんは体重が軽く、エネルギーの貯蔵量も少ないため、空腹や体調不良だけで急激に血糖値が下がることがあります。
特に長時間の絶食や環境ストレスが重なると危険です。
当院では、東洋医学的な「気虚(ききょ)」の体質改善を通じて、体力の底上げをサポートしています。
感染すると一生体内にウイルスが残る重大な疾患です。
保護猫や多頭飼育環境では特に注意が必要です。
当院では、感染後のQOL維持のため、免疫強化を目的とした東洋医学的なケアも併用しております。


東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。
A. 子猫ちゃんの下痢は脱水や低血糖につながりやすく、重症化しやすいので早めの受診をおすすめします。
A. 通常は生後6~8週頃から初回接種をスタートし、1か月ごとに2~3回接種します。
環境や感染リスクに応じたスケジュールをご提案します。
A. 子猫ちゃんにはシロップ状の薬・おやつタイプの補助食品・漢方など選択肢があります。
ご安心ください。

A. はい。
消化器ケア・免疫サポート・体質改善など、やさしい方法でのケアが可能です。
副作用の少ない漢方や鍼灸も年齢や体質に合わせて処方しています。
子猫ちゃんの時期は、身体も心も急速に成長する大切な時期です。
その反面、ほんの少しの変化が、命にかかわる病気のサインであることも。
池田動物病院では、子猫の健康を総合的にサポートできる体制(ワクチン・検査・東洋医学・栄養相談)を整えております。
「少し気になる」「何かおかしいかも?」というときは、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事の執筆・監修
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師
菊地(さ)愛玩動物看護師
ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。
IKEDA ANIMAL HOSPITAL
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