【柴犬に多い病気】皮膚炎・膝蓋骨脱臼・認知症まで|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

日本犬の代表ともいえる「柴犬さん」は、元気で賢く、可愛らしい表情も魅力的な人気の犬種です。
飼い主さまとの信頼関係が深く、家庭でも大切な存在として愛されています。
当院にも、長年にわたって柴犬さんと暮らしているご家族から、さまざまなご相談をいただいています。

元気で活発、丈夫というイメージがある柴犬さんですが、実は皮膚・関節・目・内分泌系などの病気にかかりやすい体質を持つこともあります。
今回は、柴犬さんに特に多いとされる病気について、飼い主さまに知っていただきたいポイントを詳しくご紹介いたします。

柴犬が3頭並んで座っているイラスト(黒柴と豆柴)
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目次

柴犬に多い病気①:皮膚病(アトピー性皮膚炎・膿皮症など)

柴犬さんの皮膚はやや敏感で、アトピー性皮膚炎や膿皮症などの皮膚トラブルを起こしやすい傾向があります。

主な症状

  • 身体をかゆがる、しきりに掻く・舐める
  • フケが出る、被毛が抜ける
  • 赤み、皮膚のベタつき、独特のニオイ

アトピー性皮膚炎はアレルゲン(花粉・ダニ・食物など)による慢性の炎症で、体質的な要因もあります。
膿皮症は細菌感染による炎症で、季節の変わり目などに悪化しやすい傾向があります。

当院の治療・管理

  • 皮膚検査・アレルギー検査の実施
  • 抗菌薬、抗アレルギー薬、外用薬の処方
  • 医療用シャンプーや食事療法のご提案
  • 必要に応じて、漢方薬の併用も

皮膚病は一度良くなっても再発しやすい疾患です。
根気よく治療を続け、日々のスキンケアや生活習慣を見直すことが重要です。

柴犬に多い病気②:膝蓋骨脱臼(パテラ)

「膝蓋骨脱臼」とは、膝のお皿が正常な位置から外れてしまう状態です。
中・小型犬に多い疾患で、柴犬さんでも見られます。

主な症状

  • 歩き方がおかしい、スキップするように歩く
  • 後ろ足を浮かせて歩く
  • 足をかばっている、段差を嫌がる

脱臼の程度(グレード)により、保存療法で様子を見られる場合と、外科手術が必要なケースがあります。

当院での治療方針

  • レントゲン検査による関節評価
  • 運動制限・関節用サプリメントの導入
  • 体重管理のアドバイス
  • 必要時には整形外科手術のご提案

フローリングの滑り防止や、足腰に負担のかかりにくい生活環境作りも、再発防止に大切です。

柴犬に多い病気③:白内障・緑内障

中高齢の柴犬に多く見られるのが目の病気、特に白内障や緑内障です。

白内障

水晶体が白く濁り、徐々に視力が低下していきます。
進行すると失明のリスクもあります。

緑内障

眼圧が上昇し、急激に視力が落ちることがあります。
目の痛みが強く、緊急治療が必要になることもあります。

こんな症状があればご相談ください

  • 目が白く濁っている
  • 障害物によくぶつかる
  • 目を細めている、しょぼしょぼする

定期的な眼のチェックと、異変に早く気づくことが早期発見につながります。

柴犬に多い病気④:甲状腺機能低下症

「なんとなく元気がない」「太ってきた」「毛が抜ける」…
このような症状が出たとき、甲状腺ホルモンの分泌低下が原因かもしれません。

主な症状

  • 活動量の低下、寝てばかりいる
  • 食べていないのに太る
  • 毛並みが悪い、皮膚が乾燥している

血液検査で診断可能で、ホルモン剤を服用することで症状をコントロールできます。

柴犬に多い病気⑤:認知機能不全症候群(犬の認知症)

10歳を超えると、柴犬さんでも認知機能の低下が見られることがあります。

主な変化

  • 夜鳴きや昼夜逆転
  • 同じ場所をぐるぐる回る
  • 名前を呼んでも反応が鈍い
  • トイレの失敗が増える

認知症は完全に治すことは難しいですが、早期の対処で進行を遅らせ、飼い主さまの負担を軽減することが可能です。

当院での対応

  • 生活環境の工夫、ケア方法のご提案
  • 認知機能サポート用のサプリや漢方
  • 睡眠リズムを整えるお薬のご提案

柴犬の病気に関するよくあるご質問(FAQ)

Q. 皮膚病は治りますか?

A. 完全に治るものもありますが、体質的に慢性化することもあります。
症状を抑え、再発を防ぐ「上手なつきあい方」が大切です。

Q. 関節の病気は予防できますか?

A. 体重管理や、滑らない床・適度な運動などが予防に役立ちます。
小さな異変に早く気づくことが重要です。

Q. 高齢犬の夜鳴き、どうしたらいい?

A. 環境調整、漢方、サプリ、睡眠サポート薬など、状況に応じた対処が可能です。
ぜひ一度ご相談ください。

まとめ|柴犬と健やかに暮らすために

柴犬さんは、日本の暮らしに溶け込み、昔から家族の一員として大切にされてきた存在です。
健康で長く一緒に過ごすためには、日々のちょっとした変化に気づいてあげることが何より大切です。
「最近ちょっと様子が違うかも…」と感じたら、いつでもお気軽にご相談ください。

池田動物病院に電話で問い合わせる|診療予約・ご相談はこちらから|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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