【春に増える犬の不調とは?】季節の変わり目に起こりやすい体調変化と東洋医学的ケア|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主さま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

春は、暖かくなり過ごしやすい季節というイメージを持たれることが多いかもしれません。
暖かさにほっとする一方で、寒暖差や環境の変化によって身体が揺らぎやすい時期でもあります。

しかし実際の診療現場では、春先になると

  • なんとなく元気がない
  • 食欲にムラが出てきた
  • 以前より疲れやすそう
  • 便の状態が安定しない

といった「はっきりした病気ではないけれど、いつもと違う様子」のご相談が増えてきます。

「年齢のせいかな」
「様子を見ていればそのうち戻るかも」

そう考えてしまいがちな時期ですが、春はわんちゃんの身体にとって意外と負担のかかりやすい季節です。

この記事では、春に起こりやすいわんちゃんの身体の変化を、東洋医学の視点も交えながら解説していきます。

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目次

春は犬にとってどんな季節?

春は気温が徐々に上がり始めますが、実際には

  • 朝晩と日中の寒暖差
  • 雨の日と晴れの日の気温差
  • 冬から春への急な環境変化

など、身体がついていきにくい要素が多くあります。

また、

  • お散歩時間が変わる
  • 飼い主さまの生活リズムが変わる
  • 換毛が始まる

といった変化も重なり、知らないうちに身体に負担がかかっていることも少なくありません。

特にシニア期のわんちゃんは、身体の調整力が若い頃よりも落ちているため、こうした変化の影響を受けやすい傾向があります。

春に見られやすい「なんとなく不調」

春の季節の変わり目に元気がなく座っている犬のイラスト(体調のゆらぎを表現)

春先に多く見られるのは、以下のような様子です。

  • 食欲が落ちる、または日によってムラがある
  • 寝ている時間が増えた
  • お散歩に行きたがらない、歩く距離が短くなった
  • 便がやわらかくなったり、逆に出にくくなったりする
  • 以前より疲れやすそうに見える

これらは必ずしも病気とは限りませんが、身体のバランスが崩れているサインとして現れることがあります。

飼い主さまが「なんとなく違和感」を覚えること自体が、とても大切な気づきです。

東洋医学で考える「春」と犬の身体

東洋医学では、季節ごとに身体の状態が変化しやすいと考えられています。

春は、身体の巡りが大きく変わる季節とされ、

  • 気(エネルギーの巡り)
  • 血(栄養や潤い)
  • 水(体液のバランス)

が乱れやすい時期です。

この「巡り」がうまくいかなくなると、

  • 食欲の低下
  • 元気が出ない
  • 便のトラブル

といった不調につながることがあります。

東洋医学では、こうした状態をすぐに「病気」と切り分けるのではなく、全身のバランスを整える視点を大切にしています。

春の身体管理で大切にしたいこと

春の時期に意識していただきたいポイントは、無理をさせすぎないことです。

  • 急に運動量を増やさない
  • 寒い日・暑い日の差に注意する
  • お食事内容や量を見直すタイミングを意識する

「暖かくなったから元気になるはず」と思ってしまいがちですが、わんちゃんの身体はまだ冬の状態から完全には切り替わっていないこともあります。

特にシニア期のわんちゃんの場合は、少しずつ身体を慣らしていく意識がとても大切です。

おうちでできる春のケア

春の身体管理として、ご自宅でできることもいくつかあります。

お食事の工夫

  • 消化しやすい内容を意識する
  • お食事量は身体の状態に合わせて微調整する
  • 食べムラがある場合は回数を分ける

運動・生活環境

  • 無理のないお散歩距離を心がける
  • 気温差に合わせて室温を調整する
  • 寝床が冷えすぎないようにする

日々の観察

  • 食欲や便の状態を記録してみる
  • 「いつもと違う」を見逃さない

こうした小さな積み重ねが、春の体調管理につながります。

動物病院に相談したほうがよいサイン

春の不調は様子を見てよい場合もありますが、次のようなときは早めの相談をおすすめします。

  • 数日たっても元気が戻らない
  • 食欲が落ちた状態が続いている
  • 飼い主さまが「いつもと違う」と強く感じる

「こんなことで相談していいのかな」と思われる内容でも構いません。
早めに相談することで、身体への負担を軽くできる場合もあります。

池田動物病院の考える春の身体サポート

当院では、西洋医学的な検査や治療を基本としながら、必要に応じて東洋医学の考え方も取り入れています。

  • 身体の状態を全体でとらえる
  • 無理のないケアを大切にする
  • わんちゃん一頭一頭に合わせたサポートを考える

春の不調も、「年齢のせい」と決めつけず、その子に合った方法を一緒に考えていきます。

東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。

まとめ|春は「様子を見る」より「整える」季節

春は、わんちゃんにとって身体の変化が起こりやすい季節です。

  • なんとなく元気がない
  • 食欲や便の状態が安定しない

こうした変化は、決して珍しいことではありません。

「まだ大丈夫」と我慢するよりも、身体を整えるきっかけの季節として捉えていただければと思います。
気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

犬の東洋医学科なら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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