2024年 春の健康診断キャンペーンのお知らせ

今年も春の健康診断キャンペーンを行います。

  • 期間は 3/1(金)〜5/31(金)
  • 対象は 犬:全年齢 猫:5歳以上 となります。 

※5歳未満の猫は秋の健康診断キャンペーンをご利用下さい。

春の健康診断では、犬はフィラリア検査込となります。万が一、フィラリアに罹患している状態で予防薬を与えてしまうと、重篤な副作用が起こる場合があります。 安心してフィラリア予防を始めるために、与える前にフィラリアの検査をしましょう。

目次

健康診断プラン内容

ライトプラン

貧血や炎症などの状態を調べる血球計算、臓器や器官の状態や早期腎不全マーカー(SDMA)を調べる血液生化学検査を行うプランです。若齢の犬猫向けのプランになります。

早期腎不全マーカー(SDMA)
腎不全は死亡原因の上位にあり、犬猫の多くがかかる可能性がある病気です。
腎機能は一度喪失すると元には戻りません。早期発見、早期治療が重要になります。

スタンダードプラン

ライトプランに甲状腺ホルモン検査(T4)を加えたプランです。

甲状腺は喉のあたり(気管の横)にある小さな臓器です。
この甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは全身の代謝をよくしています。
高齢になると甲状腺ホルモンの分泌異常を起こす事があります。

腎臓病甲状腺の病気も初期段階では症状に気が付きにくい事もあります。
どちらも検査出来るこちらのプランはすべての方におすすめです。

甲状腺ホルモン検査(T4)

甲状腺ホルモンの1つであるT4を測定します。甲状腺疾患は、犬では甲状腺機能低下症、猫では甲状腺機能亢進症が多く、それぞれ違う症状がみられます。

甲状腺機能低下症ってどんな病気?

甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンが少なくなることによって起こる病気で、犬に多く発生し、猫ではまれです。代謝全般が低下するので、太りやすい、元気が無い、体に左右対象の脱毛などの症状が出る場合があります。詳しくは「犬の甲状腺機能低下症について」の記事をご覧ください。

甲状腺機能亢進症ってどんな病気?

 甲状腺機能低下症とは逆に、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になることによって起きる病気で、猫に多く発生し、犬ではまれです。全身の代謝が活発になりすぎる為、いくら食べても痩せてくる、落ち着きなく動き回ったり鳴き続けたりする、攻撃的になるなどがあります。

詳しくは「猫の甲状腺機能亢進症について」の記事をご覧ください。

プレミアムプラン

スタンダードプランに心臓マーカー(NT-proBNP)、ハートチェック(心電図)、炎症マーカーがセットになったプランです。
症状が分かりづらい心臓病を早期発見出来たり、炎症マーカーを測定して隠れた炎症を発見出来たり、せっかくなら詳しく調べたい方におすすめのプランになります。

NT-proBNP

心臓の負荷を表していて、高値の場合は心臓病がある可能性があります。症状が分かりづらい心臓病の早期発見、早期治療につながります。高値の場合は画像検査と合わせて、心臓の状態を総合的に評価していきます。

ハートチェック(心電図)

測定した心電図をAI診断して、心臓病リスクを判定する検査です。シートに乗るだけで測定できて負担が少なく、心臓病の早期発見につながります。以前は犬のみの検査でしたが、も検査出来るようになりました。

  

炎症マーカー

犬ではCRP、猫ではSAAを測定します。炎症性疾患や腫瘍性疾患など、隠れた疾患の発見につながります。

CRP(C反応性蛋白は炎症や組織壊死に伴い肝臓から生産される急性相蛋白であり、犬の炎症のマーカーとして測定します。

SAA(血清アミロイドA)は肝臓で生産される急性相蛋白の1つで、猫の非特異的な炎症マーカーとして測定します。

お申し込みについて

当院では年齢や体調、飼主様のご希望に合わせて最適なプランをご相談させて頂きます。
診察は予約制となっております。電話予約の他、ホームページ・LINEからもご予約出来ますので、この機会にご利用ください。
健康で元気に過ごしていく為にも、定期的な健康診断をご利用下さい。

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