【猫の体調不良に漢方は効果ある?】検査異常なしから慢性疾患まで支える中医学的アプローチ|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主さま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

「愛猫の体調不良が続いている」
「検査では異常なしと言われたけれど元気がない」
「病気の治療中だが、もう少し体調を支えられないか」

このようなご相談を受けることが増えています。

近年、「猫の体調不良に漢方は使えるのか?」という関心が高まっています。

この記事では、

  • 検査で異常なしと言われた場合
  • 病気の治療中のねこちゃん
  • 若いねこちゃんからシニアのねこちゃんまで

幅広いケースでの漢方の考え方を解説いたします。

猫の漢方のことなら池田動物病院へ|東洋医学科ページ
目次

猫の体調不良に漢方はどんなときに検討する?

猫の体調不良と漢方治療をイメージしたイラスト

まず大前提として、体調不良がある場合は西洋医学的検査が優先です。

血液検査や尿検査、画像検査で重大な病気が隠れていないかを確認します。

そのうえで、

  • なんとなく元気がない
  • 食欲にムラがある
  • 吐きやすい
  • 軟便や便秘をくり返す
  • 毛づやがわるくなってきた

といった状態が続く場合、身体のバランスの乱れが関与していることがあります。

中医学ではこれを「未病(みびょう)」と呼びます。

未病は、病気と診断される前段階。
この時期に身体の土台を整えることが重要と考えます。

猫の体調不良でよく見られるサイン

ねこちゃんの体調不良は、はっきりとした症状として現れないことも多くあります。
ねこちゃんは体調不良を隠しやすい動物であり、ストレスや環境変化にも敏感です。
そのため「なんとなく違う」という変化がとても重要になります。

例えば、

  • 以前より遊ばなくなった
  • 高いところに登らなくなった
  • 甘え方が変わった
  • グルーミングの回数が減った
  • なんとなく目に力がない

といった、わずかな変化です。

これらは検査数値には表れないこともありますが、身体のバランスが崩れ始めているサインである可能性があります。

中医学では、こうした小さな変化を大切にします。

「病気になる前の体調不良」に気づき、整えていくという考え方が漢方治療の特徴です。

若い猫の体調不良と漢方治療

漢方はシニアのねこちゃん向けという印象がありますが、実際には年齢を問いません。

若いねこちゃんでも、

  • 胃腸が弱い
  • ストレスで体調を崩しやすい
  • 環境変化に敏感
  • 食欲にムラがある

といったケースで、体質改善を目的に使われることがあります。

ねこちゃんは環境変化や同居動物の影響を受けやすく、体調にストレスが出やすい動物です。

中医学では、

  • 気の巡り
  • 消化機能
  • 身体の冷えや熱

といった視点で体調を評価します。

年齢よりも「体質と状態」が基準になります。

シニア猫の体調不良に漢方はどう使う?

シニア期になると、

  • 慢性腎臓病
  • 甲状腺疾患
  • 心疾患
  • 慢性消化器疾患

などが増えてきます。

これらの治療は西洋医学が中心です。

しかし、

  • 数値は安定しているが元気がない
  • 食欲が安定しない
  • 体重や筋肉量が減ってきた

といった状態に対し、体調を支える目的で漢方を併用することがあります。

漢方は病気を治すのではなく、慢性疾患と向き合う身体づくりを支える役割を担います。

病気の治療中の猫ちゃんに漢方は併用できる?

これはよくあるご質問です。

結論としては、主治医の判断のもとで併用可能なケースはあります。

例えば、

  • 慢性腎臓病
  • がん治療中
  • 心疾患
  • 慢性下痢

などで、基本治療を継続しながら体力や食欲を支える目的で漢方を用いることがあります。

ただし、漢方のみで治療することはありません。

あくまで西洋医学を土台にした補助的治療です。

猫に使う漢方の方法

当院では、イスクラ産業株式会社の動物用漢方製剤「QUANPOWペットヘルスサプリメント」を使用しています。

主に錠剤タイプですが、内服が難しいねこちゃんには、塗る漢方を補助的に用いることもあります。

さらに、状態によっては鍼治療を併用することもあります

ねこちゃんの体調不良に対して、漢方と鍼治療を組み合わせることで、身体の巡りやバランスを整えることを目指します。

すべてのねこちゃんに必要なわけではありませんが、体調不良が長引く場合には選択肢のひとつとなります。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 猫の体調不良は漢方だけで治りますか?

A. 漢方のみで治療するわけではありません。
まずは西洋医学的検査を行い、必要な治療を優先します。

漢方は、体調を整える補助的な役割として併用することが多い治療法です。

Q. 若い猫の体調不良にも漢方は使えますか?

A. はい、年齢は問いません。
若いねこちゃんでも体質的に胃腸が弱い、ストレスに敏感といった場合に、身体のバランスを整える目的で使用することがあります。

Q. 現在飲んでいる薬と併用できますか?

A. 多くの場合は併用可能ですが、必ず主治医と相談のうえで行います。
池田動物病院では、西洋医学と東洋医学を組み合わせた統合医療を行っているため、全体の治療方針を見ながら安全性を確認します。

川崎市で猫の体調不良と漢方をご検討の方へ

川崎市中原区・武蔵小杉周辺で、

  • 愛猫の体調不良が続いている
  • 検査で異常なしと言われた
  • 病気治療中で体調を支えたい
  • 若いねこちゃんの体質改善を考えている

という方はご相談ください。

池田動物病院では、西洋医学と東洋医学を組み合わせた統合医療を行っています。

無理に漢方を勧めることはありません。

まずは現在の状態を整理し、最適な選択肢を一緒に考えます。

「猫の体調不良に漢方という選択肢」が気になる方は、まずは現在の体調や検査結果を整理することから始めましょう。

ねこちゃんの体調不良や漢方治療について気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。

猫の漢方のことなら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師

投稿者プロフィール

名取(獣医師)

生まれ変わっても猫と暮らしたい。

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