地域密着のホームドクターとして35年
当院は予約制で診察を行っています。
- 緊急の際は
お電話ください - 044-433-2274
川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。
「愛猫がリンパ腫と診断された。あとどれくらい生きられるのだろう?」
そんな不安を感じている飼い主さまへ、この記事では【猫のリンパ腫と余命】について、最新の治療法・実際の余命例・東洋医学を活用した対策などを、わかりやすくお届けいたします。
「余命」という言葉に重さを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、適切な治療とサポートを行えば、穏やかな時間を延ばすことも可能です。
大切な家族であるねこちゃんの未来を、一緒に考えていきましょう。
猫のリンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球ががん化し、全身のリンパ組織や臓器に広がる腫瘍です。
特に中高齢のねこちゃんに多く見られ、FeLV(猫白血病ウイルス)やFIV(猫エイズウイルス)感染との関連が強く指摘されています。
症状はリンパ腫の種類や発生部位によって異なりますが、以下のような変化が見られることが多いです。
ねこちゃんは不調を隠す傾向があるため、症状が出たときには進行していることもあります。
気になる症状があれば、できるだけ早く動物病院を受診し、検査を受けることが大切です。
無治療の場合、ねこちゃんリンパ腫の平均余命は1~2か月程度といわれています。
高悪性度リンパ腫では、進行が非常に早く、1か月未満となることも珍しくありません。
治療を行わない選択もありますが、その場合でも症状緩和や苦痛の軽減を目的とした緩和ケアは可能です。
当院では、そのようなサポート体制も整えています。
抗がん剤治療を受けたねこちゃんの約60%で、腫瘍の縮小や症状の改善がみられ、平均生存期間は6~9か月とされています。
1年以上元気に過ごすねこちゃんも20%程度存在します。
抗がん剤には副作用(嘔吐・食欲低下・白血球減少など)がありますが、発現率は20~30%程度。
副作用が出た際には、休薬や補助療法での対応が可能です。
池田動物病院では、西洋医学に加え、漢方薬や鍼灸治療を併用した診療も実施しています。
これにより、体力維持・免疫力向上・副作用の緩和を目指します。
特に漢方薬は食欲改善、倦怠感軽減、内臓の働きをサポートする作用があり、副作用を最小限に抑えながら治療効果を高める補助療法として注目されています。
「余命が短い」と言われると、どうしても不安が大きくなります。
しかし、今は治療方法も選択肢が多くあり、ねこちゃんと少しでも長く、快適な時間を過ごすことが可能です。
当院では、腫瘍科と東洋医学科の連携により、治療とQOL向上を同時に目指すケアを提供しています。
初診のご相談やセカンドオピニオンも受け付けております。
ねこちゃんのリンパ腫に関して不安を感じたら、まずはご相談だけでも構いませんのでご予約をお取りください。
WEBから簡単に予約が可能です。
「ちょっと元気がない」
「ご飯の食べが悪い」
「しこりのようなものがある」
など、どんな小さな変化でも、お気軽にご相談ください。
お電話または【WEB予約ページ】より24時間受付中です。
ねこちゃんの小さな変化を見逃さず、気になることがあれば、ぜひ池田動物病院へご相談ください。
この記事の執筆・監修
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師
院長 石井 隼
あなたは犬派?猫派?どっち派?
わたしは…どっちも好き!とどちらか選べない院長です。
IKEDA ANIMAL HOSPITAL
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 休診 |
16:00〜19:00 | ▲ | ● | ● | ● | ● | ● |
提携しているわけではありません。来院前に必ず電話でのご連絡をお願いいたします。
〒211-0002 神奈川県川崎市中原区
上丸子山王町2-1328