地域密着のホームドクターとして35年
当院は予約制で診察を行っています。
- 緊急の際は
お電話ください - 044-433-2274
川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。
お庭やベランダ、または近所を自由に出歩く「外出するねこちゃん」は、活発で好奇心あふれる暮らしぶりを楽しんでいます。
その一方で、屋外ならではの事故・感染・寄生虫・中毒などのリスクも抱えており、飼い主さまの“少しの気づき”が大きな安心につながります。
この記事では、外出するねこちゃんに特に多く見られる代表的な病気・ケガとその早期サイン、ご家庭でできる予防・ケア方法、そして当院が取り組む東洋医学的サポートについてご紹介いたします。


屋外へ出るねこちゃんは、活動範囲が広がる分、以下のような特徴・リスクがあります。
これらを理解しておくことで、「いつもどおりだと思っていたけど実は…」という事態を未然に防ぐことができます。
外出するねこちゃんに特に注意したい3つの領域をご紹介します。
いずれも早期発見・日常ケアがポイントです。
以下、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
外出中のジャンプ・高所移動・追いかけっこ・他猫とのケンカなどから、捻挫・骨折・靭帯損傷・膝蓋骨脱臼(パテラ)などが起こりがちです。
当院では整形外科の診療体制を整え、早期発見・手術・リハビリ・鍼灸などの併用もご提案しています。

屋外では、他猫・野鳥・ネズミ・ノミ・ダニ・フィラリア媒介虫など、多種多様な病原・寄生虫に接触する可能性があります。
これらは健康なねこちゃんにも影響を及ぼします。
当院では感染症・寄生虫の検査から予防プランまで、飼い主さまと相談しながら進めています。


道路・車・散布された薬品・ゴミ・植物・他の動物の罠など、外出するねこちゃんは不測の事故に遭いやすくなります。
たとえば、胃拡張や捻転のような緊急疾患だけでなく、誤飲・中毒・交通事故も該当します。
異変を感じたら“迷わず”動物病院へ。
時間が早いほど対応が効果的です。

池田動物病院では、西洋医学診療に加え、東洋医学的なアプローチを併用しています。
外出するねこちゃんに以下のようなサポートをご提案しています。
「できるだけ身体に負担をかけずにケアしたい」「薬を最小限にしたい」とお考えの飼い主さまにもご好評です。
東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。


これらの“小さな気づき”が、ねこちゃんの健康を守る第一歩となります。

A. 外出範囲があるねこちゃんでは、接触リスクや媒介リスクが高くなるため、ワクチン・フィラリア・駆虫・ノミダニ予防を室内猫以上に重視することをおすすめしています。
A. 夜間は外出を控える・首輪+迷子札+マイクロチップの併用・帰宅後のチェックを徹底しましょう。
A. はい。
関節・筋肉・神経・内臓に対して、体格や活動量が多いねこちゃんにも適切な方法で対応可能です。
外出するねこちゃんは「自由で活動的」だからこそ、屋内では経験しないリスクを抱えています。
しかし、日々の観察・予防的ケア・定期診療・異変に気づいたら速やかに受診する
――このサイクルを守ることで、ねこちゃんの安心・安全な暮らしを長く支えることが可能です。
当院では、整形・感染症・泌尿器・東洋医学など各分野の連携で、外出するねこちゃんとそのご家族をトータルでサポートいたします。
「少し気になる」その時こそ、どうぞお気軽にご相談ください。
また、外の世界はさまざまなリスクがあるため、ねこちゃんの健康と安全を守る観点からは、できるだけ室内での飼育をおすすめしています。

この記事の執筆・監修
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師
菊地(さ)愛玩動物看護師
ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。
IKEDA ANIMAL HOSPITAL
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提携しているわけではありません。来院前に必ず電話でのご連絡をお願いいたします。
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