【犬の不調に漢方治療という選択肢】西洋医学と組み合わせて考える身体にやさしいアプローチ|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

「わんちゃんに漢方って、シニアになってから使うもの?」
「若いわんちゃんにも漢方は使えるの?」

このような疑問をお持ちの飼い主さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

当院では、西洋医学による検査・治療を基本としながら、年齢を問わず、わんちゃんの体質や状態に合わせて漢方(中医学)を取り入れる治療を行っています。

わんちゃんの漢方治療は、慢性疾患や体質改善を目的として検討されることが多い選択肢です。

わんちゃんの漢方治療は、病気そのものを直接治すことを目的とするのではなく、身体全体のバランスを整え、回復力や安定した体調を支える医療として位置づけられます。

この記事では、わんちゃんの漢方治療の考え方や、どのような年齢・症状で検討されることが多いのかについて解説いたします。

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目次

犬の漢方治療とは?

犬の漢方治療をイメージしたハーブとサプリメントのイラスト

漢方(中医学)は、病名だけを見るのではなく、その子自身の体質や症状の出方、生活の様子を重視する医療です。

わんちゃんの漢方治療では、

  • 食欲や元気の状態
  • 便や尿の様子
  • 冷えやすさ、疲れやすさ
  • 季節による体調の変化

など、日常の小さな変化も含めて総合的に評価し、その子に合った処方を検討します。

同じ病名であっても、体力や回復力はわんちゃんによって異なります。
漢方は、こうした個体差を考慮できる点が特徴です。

犬の漢方はどの年齢で使われるの?

若い犬・成犬の場合

  • 胃腸が弱く、下痢や軟便をくり返す
  • 環境変化やストレスで体調を崩しやすい
  • 皮膚トラブルがなかなか改善しない

といったケースで、体質面からのサポートとしてわんちゃんの漢方治療が検討されることがあります。

シニア犬の場合

シニア期になると、

  • 内臓機能のゆるやかな低下
  • 体力や筋力の低下
  • 回復に時間がかかる

といった変化が少しずつ現れます。

体調管理や生活の質(QOL)を支える目的で、わんちゃんの漢方治療を取り入れるケースも多く見られます。

西洋医学と犬の漢方治療を組み合わせる考え方

池田動物病院では、西洋医学を否定することはありません

血液検査や画像検査、投薬、食事療法などは、わんちゃんの病気を診断・治療するうえで欠かせない医療です。

一方で、

  • 治療は続けているが、元気や食欲が戻りにくい
  • 長期治療の中で、体力の低下が気になる
  • できるだけ身体への負担を抑えたい

といった場面に直面することもあります。

そのような場合に、現在の治療を続けながらわんちゃんの漢方治療を併用し、体調や生活の質(QOL)を支えるという考え方があります。

腫瘍、慢性腎臓病、心臓病、関節炎などに対しても、補助的な選択肢として検討されることがあります。

池田動物病院で使用している犬の漢方について

当院では、イスクラ産業株式会社の動物用漢方製剤「QUANPOWペットヘルスサプリメント」を使用しています。

長年の漢方研究をもとに開発された製品で、体調や体質を考慮した処方が特徴です。

主に錠剤タイプを使用しており、

  • 投薬しやすい
  • 継続しやすい
  • 日常ケアに取り入れやすい

といった点から、比較的続けやすい形となっています。

※わんちゃんの状態によっては、与え方を工夫したり、別の方法を検討することもあります。

塗る漢方という選択肢

内服が難しいわんちゃんに対して、塗る漢方を検討することもあります。

  • お薬を嫌がって飲めない
  • 食欲低下や吐き気があり内服が難しい
  • 複数のお薬を使用している

といった場合に、補助的な方法として取り入れられることがあります。

塗る漢方は内服の代わりではありませんが、体調管理を支える選択肢のひとつです。

当院では、わんちゃんの状態や生活環境をふまえ、内服漢方・塗る漢方のどちらが適しているかを一緒に検討しています。

犬の漢方治療の進め方

まずはこれまでの経過や現在の状態を詳しくうかがいます。

  • 症状の経過
  • 食事内容や生活環境
  • 飼い主さまが気になっている点

を確認し、必要に応じて西洋医学的な検査結果も参考にします。

そのうえで、わんちゃんの漢方治療が適しているかどうかを判断します。

すべてのわんちゃんに適しているわけではないため、無理におすすめすることはありません。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 犬の漢方治療はどのくらいで効果が出ますか?

A. 漢方は体質や状態によって異なりますが、急激な変化を目指す治療ではなく、徐々に体調を整えていく医療です。
わんちゃんの状態を確認しながら、継続の可否を判断していきます。

Q. 犬の漢方治療は西洋薬と併用できますか?

A. 多くの場合併用は可能ですが、わんちゃんの病状や使用しているお薬によっては慎重な判断が必要です。
当院では現在の治療内容を確認したうえで、安全性に配慮しながらご提案しています。

まとめ|犬の漢方治療を検討されている方へ

わんちゃんの不調は、必ずしも検査数値だけで判断できるものではありません。

  • 年齢に関係なく体調が安定しない
  • 治療はしているが調子がいまひとつ
  • 今の治療を続けながら、ほかにできることを考えたい

そのようなときに、わんちゃんの漢方治療という選択肢が役立つ場合があります

池田動物病院では、西洋医学を基本としながら、わんちゃん一頭一頭の状態に合わせた漢方治療をご提案しています。

気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。

犬の漢方治療なら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師

投稿者プロフィール

名取(獣医師)

生まれ変わっても猫と暮らしたい。

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