【中型犬に多い病気】骨・内臓・皮膚ケアが長生きのカギ|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

中型犬は「小さすぎず大きすぎず」といった絶妙なバランスの体格で、ご家庭にもなじみやすい犬種です。
しかし、関節・内臓・皮膚などさまざまな部位に負担がかかりやすい一面もあります。

この記事では、中型犬に特に多い3つの病気とその早期発見のポイント、ご家庭でできるケア、そして当院で行っている東洋医学的アプローチについても詳しくご紹介いたします。

川崎市・武蔵小杉の池田動物病院 公式サイト|中型犬の関節・内臓・皮膚ケアに対応
目次

中型犬ってどんな犬種?気をつける時期は?

柴犬、ビーグル、ボーダーコリーの3頭の中型犬が並んで座っている。

中型犬とは、成犬時の体重が10~25kg前後の犬種(ビーグル、コーギー、シェルティーなど)を指します。
7~8歳頃からシニア期に入ることが多く、体調や身体の動きに変化が現れやすくなります。

関節や内臓、皮膚トラブルは目立ちにくく、症状が進んでから気づかれるケースも多いため、日々の観察と定期的な健診がとても大切です。

中型犬に多い3つの病気とは?

  • 骨・関節疾患(股関節形成不全・膝蓋骨脱臼など)
  • 内臓疾患(心臓病・腎臓病など)
  • 皮膚・被毛トラブル(アトピー・ホルモン性皮膚炎など)

それぞれの症状とケアについて詳しくご紹介いたします。

関節の病気|股関節形成不全・膝蓋骨脱臼にご注意

中型犬は成長期から成犬期にかけて、骨格と筋肉のバランスが崩れやすく、関節にトラブルを抱えやすい傾向があります。

症状のサイン

  • 遊びたがらない、お散歩中に疲れやすい
  • 階段やジャンプを嫌がる
  • 足を引きずる、ぎこちない動き

ケアと予防

  • 適切な体重をキープする
  • 滑り止めマットを活用し、関節への負担を軽減する
  • 必要に応じて整形外科診察やレントゲン検査を行う
武蔵小杉の池田動物病院|外科・整形外科で関節や骨のトラブルに対応

内臓の病気|心臓病・腎臓病は早期発見がカギ

年齢とともに心臓・腎臓の働きが弱まり、咳・飲水量の変化・食欲不振などが現れることがあります。

見逃しやすい症状

  • お散歩中すぐに休みたがる
  • 呼吸が浅くなった、咳が増えた
  • お水をよく飲むようになった

ケアと予防

  • 定期健診で血液・尿検査や心エコーを受ける
  • 食事管理と適度な運動を続ける
  • 異変があれば早めの診察を

皮膚トラブル|かゆみ・抜け毛・被毛の異常に気づいて!

アレルギーやホルモンバランスの乱れにより、皮膚が赤くなったり毛が抜けたりする症状が出ます。

症状のサイン

  • 頻繁に身体をかく・なめる
  • フケや赤み、かさぶたの出現
  • 毛のツヤがなくなる、部分的な脱毛

ケアと予防

  • お食事やシャンプーの見直し
  • オメガ3脂肪酸など皮膚に良い栄養を取り入れる
  • 継続的な皮膚ケアと検査
池田動物病院 総合診療科|心臓・腎臓・皮膚トラブルまで幅広く対応

当院の東洋医学的サポート

池田動物病院では、下記のような東洋医学のアプローチも併用しています。

  • 鍼灸で筋肉・関節の血流改善
  • 漢方薬で内臓の働き・免疫力を高める
  • 栄養相談を通じた皮膚・被毛の体質改善

体質や症状に合わせて、身体にやさしいケアをご提案しています。

東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。

池田動物病院 東洋医学科|漢方・鍼灸・体質改善ケアに対応(川崎市・武蔵小杉)
日本ペット中医学研究会(JPCM)公式サイト|池田動物病院は会員病院です

ご家庭でできる健康チェックリスト

  • 歩き方や動きに違和感がないか?
  • 飲水量や排尿・排便、体重の変化
  • 被毛のツヤ、かゆみ、かきむしり行動
  • 呼吸の変化や咳、疲れやすさ

「いつもと違うかも?」と思ったら、早めの相談が大切です。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 骨・関節の異常はいつから確認すべき?

A. 成長期から確認できます。
レントゲンなどで早期診断が可能です。

Q. 内臓疾患は何歳くらいから増えてきますか?

A. 7歳ごろから注意が必要です。
年1~2回の健診がおすすめです。

Q. 鍼灸・漢方はどの症状に効果的ですか?

A. 関節痛・内臓不調・皮膚炎など、慢性的なお悩みに有効です。

まとめ|中型犬のQOLを守るには“日々の気づき”が大切

中型犬は家庭での飼いやすさと活発さを兼ね備えていますが、関節・内臓・皮膚のトラブルに気づきにくい傾向があります。

日々の観察と、定期健診、そして早めの対応が健康寿命を支えるカギとなります。
池田動物病院では、一般診療に加え、東洋医学的ケアも含めて多角的にサポートいたします。

「気になるけど、様子見でも大丈夫かな?」と感じたら、お気軽にご相談ください。

池田動物病院へのご予約・お問い合わせはこちら|044-433-2274(川崎市・武蔵小杉)

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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