【モルモットの病気ガイド】よくある症状と健康管理のポイント|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

モルモットさんはとても繊細な動物で、体調を崩しても我慢してしまいがちです。
さらに、鳴いて痛みを訴えることも少なく、不調のサインが見逃されやすいという特徴があります。
そのため、飼い主さまが毎日のちょっとした変化に気づいてあげることが、健康を守る第一歩となります。

この記事では、モルモットさんによく見られる病気や症状、日頃からできる健康チェック、そして当院で行っている診察内容について、初心者の方にもわかりやすくご紹介いたします。

目次

よく見られる病気とその症状

元気がなく、うずくまっているモルモットのイラスト

ビタミンC欠乏症

症状

元気がない、食欲不振、足を引きずる、関節が腫れる、歯のぐらつき

原因

体内でビタミンCを合成できないため、お食事からの摂取が必須です。

対処

ビタミンC含有の野菜(ピーマン、ブロッコリーなど)やサプリを継続的に与えましょう。
進行している場合は点滴や注射による補給が必要です。

歯の不正咬合(ふせいこうごう)

症状

よだれが多い、食べづらそう、口のまわりが汚れる、体重減少

原因

常に伸び続ける歯が正常に摩耗しないことで起こります(お食事内容や個体差が影響)。

対処

定期的な歯のチェックと、牧草中心のお食事に見直しましょう。
悪化時は麻酔下での切削処置が必要な場合もあります。

皮膚疾患(ダニ・真菌など)

症状

かゆがる、脱毛、赤み、フケが出る、身体をしきりにこすりつける

原因

外部寄生虫(ツメダニ・シラミなど)やカビ(白癬など)による感染。

対処

皮膚検査のうえ、駆虫薬や抗真菌薬を使用します。
感染拡大を防ぐため、同居動物にも注意しましょう。

消化器トラブル(下痢・便秘)

症状

やわらかい便、排便が少ない、食欲不振、腹部の膨張感

原因

ストレス、不適切なお食事、細菌感染、腸内環境の乱れなど

対処

チモシー中心の繊維質の高いお食事、整腸剤の投与、場合により補液治療をします。

呼吸器疾患

症状

鼻水、くしゃみ、呼吸音が荒い、口呼吸、目の周りの涙やけ

原因

細菌やウイルス感染、アレルギー、ケージ内のほこり、低温環境

対処

原因に応じた抗生物質や抗炎症剤を投与します。
環境の見直しも重要です。

尿石症

症状

血尿、排尿時の鳴き声、頻尿、食欲不振、陰部を舐める

原因

カルシウムの過剰摂取、水分不足、体質的な要因

対処

レントゲン検査で確認し、お食事管理(カルシウム制限)を行いましょう。
結石が大きい場合は外科的処置が必要になることもあります。

症状別のチェックポイント

症状考えられる病気受診の目安
食欲がない歯のトラブル、内臓疾患など半日以上続く場合は要注意
よだれが出ている不正咬合すぐに受診がおすすめ
毛が抜けているダニ・真菌などの皮膚病早めの診察が望ましい
鼻水・くしゃみ呼吸器疾患症状が続くようなら受診
血尿が出ている尿石症などすぐに受診を
足を引きずっているビタミンC欠乏症関節炎の恐れがあるため早急に受診

予防と早期発見のためにできること

モルモットさんの健康を守るためには、飼い主さまの「気づき」が何よりも大切です。

毎日の観察習慣

食欲、排便、鳴き声、毛並み、仕草に注目しましょう。

週1回の体重測定

急激な体重減少は病気のサインとなります。

お食事の工夫

牧草(チモシー)中心+ペレット+ビタミンCを意識的にしましょう。

環境の見直し

湿気・ほこりの少ない清潔なケージ環境を保ちましょう。

ストレス対策

静かで落ち着いた場所に設置し、急な環境変化を避けましょう。

当院でできる診察・検査

池田動物病院では、モルモットさんをはじめとするエキゾチックアニマルの診療に対応しています。

  • 健康診断(体重・視診・聴診)
  • 歯のチェック・口腔内処置
  • 皮膚・被毛検査、ダニ・真菌検査
  • 便・尿検査、レントゲン検査、血液検査
  • 必要に応じた内服薬・点滴・処置
モルモットの診察なら池田動物病院へ

よくあるご質問(FAQ)

Q. モルモットは病気になったらすぐに症状が出ますか?

A. モルモットさんは体調不良を隠す傾向があり、症状が出たときには進行していることもあります。
日頃から小さな変化を見逃さないことが大切です。

Q. 家庭でできる病気の予防法はありますか?

A. 清潔な飼育環境の維持、ビタミンCを含むバランスの取れたお食事、週1回の体重測定などが効果的です。
ストレスを避ける工夫も重要です。

Q. モルモットにワクチンは必要ですか?

A. 日本ではモルモット用のワクチンは一般的ではありません。
代わりに定期的な健康診断で病気の早期発見・予防を行うのが現実的です。

Q. どんな症状があればすぐ病院に連れていくべきですか?

A. 食欲がない、元気がない、血尿、呼吸の異常、体重減少などが見られた場合は、すぐにご相談ください。
早期の受診が治療の鍵となります。

Q. 病気になった場合、治療費はどのくらいかかりますか?

A. 病気の内容や検査の有無により異なります。
簡単な診察なら数千円程度、レントゲンや処置を行う場合は1万円以上になることもあります。
ご不安な場合は事前にお問い合わせください。

まとめ|モルモットさんの健康を守るために

モルモットさんは、不調を隠しやすい動物です。
日常の中で見せる小さな変化こそが、病気のサインかもしれません。

「最近鳴き方が少し変わったかも」
「お水を飲む量が減った気がする」
そんなささいな違和感にも耳を傾け、早めの受診を心がけましょう。

池田動物病院では、飼い主さまの不安に寄り添いながら、モルモットさんの健康を総合的にサポートいたします。
定期検診やちょっとしたご相談も、どうぞお気軽にお問い合わせください。

モルモットさんを含むエキゾチックアニマルの診療は、石井院長が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。

池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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