地域密着のホームドクターとして35年
当院は予約制で診察を行っています。
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お電話ください - 044-433-2274
川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。
「最近うさぎさんが元気がない」
「おしっこに血が混じっているような気がする」
そんな不安を感じたことはありませんか?
うさぎさんにとって、子宮疾患はとても多い病気のひとつです。
特に避妊手術をしていない女の子のうさぎさんは、中高齢になると高確率で子宮の病気を発症するリスクがあります。
避妊していない女の子の多くが経験する可能性がある、と言っても過言ではありません。
この記事では、飼い主さまが知っておくべき子宮疾患の種類や症状、治療・予防の方法、受診のタイミングについて、わかりやすく解説いたします。
うさぎさんの子宮疾患とは、子宮や卵巣に起こる病気の総称です。
代表的なものには次のような疾患があります。
どれも放っておくと命にかかわる重大な病気ですが、早期に気づき適切に治療すれば改善が見込めます。
子宮の病気は、初期は症状がはっきり出ないことも多いため、見逃されがちです。
以下のようなサインが見られた場合は注意しましょう。
「年のせいかな」「食べムラかな」と思わずに、気になる変化があれば早めの受診が大切です。
子宮疾患の診断には、以下のような検査を組み合わせて行います。
特にエコー検査は、子宮の状態を詳しく把握するために有効です。
うさぎさんの子宮疾患の治療は、外科手術(避妊手術・子宮卵巣摘出術)が基本になります。
手術は全身麻酔を伴いますが、当院では麻酔リスクを減らすため、事前に検査・モニタリングを徹底しています。
うさぎさんの子宮疾患は、避妊手術によってほぼ完全に予防が可能です。
また、避妊手術済みでも、日々の健康チェックは欠かさず行うようにしましょう。
以下のような変化が見られた場合は、早めに動物病院へご相談ください。
「ちょっと心配だな」と思った段階での受診が、うさぎさんの命を救うことにつながります。
A. 子宮疾患は2歳以降からリスクが高くなりますが、若いうちから注意が必要です。
A. 一般的には生後5~6か月での手術が推奨されています。
健康状態や体重に応じて獣医師と相談しましょう。
A. 全身麻酔を伴うためゼロではありませんが、術前検査とモニタリングで安全性を高めています。
うさぎさんの子宮疾患は、見過ごされやすく、気づいたときには進行していることも少なくありません。
しかし、日々の観察と早めの受診、そして避妊手術による予防で、健康に長く暮らしていくことができます。
池田動物病院では、うさぎさんをはじめとするエキゾチックアニマルの診療にも力を入れています。
少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
当院では術前検査や術後ケアも丁寧に行っておりますので、ご安心ください。
うさぎさんを含むエキゾチックアニマルの診療は、石井院長が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
この記事の執筆・監修
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:鈴木 獣医師
菊地(さ)愛玩動物看護師
ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。
IKEDA ANIMAL HOSPITAL
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