【犬や猫の塗る漢方とは?】飲み薬が苦手な子でもできるやさしい漢方治療|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

当院では、わんちゃん・ねこちゃんの体調や体質に合わせて、漢方治療や鍼治療などの東洋医学を取り入れた診療を行っています。

漢方というと、「飲み薬」をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし最近では、皮膚に塗って使う「塗る漢方」という方法もあります。

「薬を飲ませるのが難しい」
「投薬がストレスになってしまう」

そんなわんちゃんやねこちゃんにとって、塗る漢方は負担を少なく取り入れやすい治療法のひとつです。

今回は、犬や猫の治療で用いることのある「塗る漢方」についてご紹介いたします。

塗る漢方のことなら池田動物病院へ|東洋医学科ページ
目次

犬や猫の塗る漢方とは?

犬と猫の塗る漢方治療(耳に塗布する様子)のイラスト

塗る漢方とは、その名の通り皮膚に塗布して使用する漢方薬です。

皮膚から有効成分を吸収させることで、体のバランスを整えることを目的とした治療法です。

通常の漢方薬は口から飲む「内服薬」ですが、塗る漢方は

  • 飲み薬が苦手なわんちゃん・ねこちゃん
  • 錠剤や粉薬を嫌がる子
  • 高齢で内服が難しい子

などにも使いやすい方法です。

わんちゃんやねこちゃんの中には、どうしても薬を飲むことが苦手な子もいます。
そのような場合でも、塗る漢方であれば比較的負担が少なく治療を続けやすいことがあります。

※塗る漢方はすべての症状に適しているわけではありません。
症状や体質によっては内服や他の治療が適している場合もありますので、必ず獣医師の診察のもとでご使用ください。

犬や猫の塗る漢方はどこに塗る?

塗る漢方は、主に次のような場所に塗布して使用します。

耳の内側

比較的よく使われる方法が、耳の内側に塗る方法です。

耳の内側の皮膚は薄く血流も豊富なため、薬剤が吸収されやすいとされています。
また、わんちゃんやねこちゃんが舐めにくい場所でもあるため、塗布しやすい部位のひとつです。

耳にやさしく塗るだけなので、飲み薬よりも負担が少ない場合もあります。

体の反射区

もう一つの方法が、体の反射区と呼ばれる部位に塗る方法です。

反射区とは、体の特定の部位が内臓や体の機能と関連していると考えられている場所のことです。

東洋医学では、こうした部位を刺激することで体のバランスを整えるという考え方があります。

わんちゃんやねこちゃんの場合も、体調や症状に合わせて反射区を選び、そこに漢方薬を塗布することがあります。

この方法では、薬を吸収させるだけでなく、体全体のバランスを整えるサポートとして用いられることがあります。

塗る漢方はどんな症状に使うの?

塗る漢方は、さまざまな体調のサポートとして用いられることがあります。

例えば、以下のようなケースで使われます。

  • 環境変化によるストレス
  • 不安や落ち着きのなさ
  • 食欲の低下
  • 自律神経のバランスの乱れ
  • 体力の低下

など、体のバランスが崩れているときに使用されることがあります。

漢方は「症状だけを抑える」というよりも、体全体のバランスを整えることを目的とした治療です。

そのため、ストレスや季節の変化などによって体調が不安定になっている場合にも、体質に合わせて処方することがあります。

内服の漢方との違い

では、飲む漢方と塗る漢方はどのように違うのでしょうか。

一番の違いは投与方法です。

内服の漢方

  • 口から飲む
  • 比較的しっかり作用させたい場合に使う

塗る漢方

  • 皮膚に塗布する
  • 飲み薬が苦手なわんちゃん・ねこちゃんにも使いやすい

どちらが良いというわけではなく、その子の性格や体調、症状に合わせて選択することが大切です

場合によっては、内服の漢方と塗る漢方を組み合わせて使うこともあります。

塗る漢方が向いているわんちゃん・ねこちゃん

塗る漢方は、特に次のような子に向いていることがあります。

  • 薬を飲むのが苦手
  • 錠剤や粉薬を吐き出してしまう
  • 高齢で内服が難しい
  • できるだけ体に負担の少ない治療をしたい

特にねこちゃんは薬を飲むことが苦手な子も多く、飼い主さまの投薬の負担が軽減されることもあります

また、毎日の投薬がストレスになってしまう場合にも、塗る漢方が役立つことがあります。

漢方治療は体質に合わせて考えます

漢方治療では、「同じ症状だから同じ薬」という考え方ではありません

その子の体質や状態に合わせて治療を考えます。

例えば

  • 体力のあるタイプ
  • 疲れやすいタイプ
  • 冷えやすいタイプ
  • ストレスを受けやすいタイプ

など、体質によって選ばれる漢方が変わることがあります。

そのため診察では

  • 生活環境
  • 食欲
  • 性格
  • 普段の様子

などもお伺いしながら、その子に合った治療方法を検討していきます。

当院では、西洋医学による診断や治療を基本としながら、必要に応じて漢方や鍼治療などの東洋医学を組み合わせた統合医療を行っています。

よくあるご質問

Q. 舐めてしまっても大丈夫ですか?

A. 状況によりますので、使用方法については診察時にご説明いたします。

Q. 毎日塗る必要がありますか?

A. 症状や体質によって異なりますので、個別にご案内しています。

気になる症状があればご相談ください

わんちゃんやねこちゃんの体調の変化には、環境ストレスや季節の変化が関係していることもあります。

もし

  • 最近落ち着きがない
  • 食欲が落ちている
  • 不安そうな様子がある
  • いつもと様子が違う

といった変化が見られる場合は、体調のサインかもしれません。

池田動物病院では

  • 漢方治療
  • 塗る漢方
  • 鍼治療

などを取り入れながら、その子の体質や状態に合わせた治療をご提案しています。

「薬を飲ませるのが難しい」
「できるだけ体に負担の少ない治療を考えたい」

そのような場合も、ぜひお気軽にご相談ください。

東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。

塗る漢方のことなら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師

投稿者プロフィール

名取(獣医師)

生まれ変わっても猫と暮らしたい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次