【猫の血液検査】何がわかる?検査項目・絶食の必要性・結果が出るまでを解説|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

「血液検査では何がわかるの?」
「健康診断では血液検査を受けた方がいい?」
「絶食で行った方がいいの?」

このような疑問をお持ちではありませんか?

血液検査は、ねこちゃんの健康状態を把握するために欠かせない検査のひとつです。

体調がわるいときだけでなく、健康診断やシニアのねこちゃんの定期健康診断でも重要な役割を果たします。

この記事では、猫の血液検査でわかることや主な検査項目、検査前の注意点、池田動物病院での検査の流れについてわかりやすく解説いたします。

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目次

猫の血液検査とは?

採血管と穏やかな表情の子ねこちゃんを描いたイラスト|猫の血液検査をイメージ

血液検査は、採血した血液を調べることで、身体のさまざまな状態を確認する検査です。

腎臓や肝臓などの臓器の働きや、炎症の有無、貧血などを調べることができます。

体調がわるいときだけでなく、健康診断やシニアのねこちゃんの定期健康診断としても広く行われています。

症状が現れる前の変化に気付けることもあり、病気の早期発見につながることがあります。

どんな時に血液検査を行う?

次のような場合に血液検査をご提案することがあります。

  • 健康診断
  • 食欲がない
  • 嘔吐や下痢が続いている
  • お水をよく飲む
  • おしっこの量が増えた
  • 体重が減ってきた
  • シニアのねこちゃんの定期健康診断
  • 手術前の検査

症状や年齢に応じて、必要な検査項目をご提案しています。

池田動物病院ではどのような血液検査を行うの?

池田動物病院では、症状や検査の目的に応じて院内で血液検査を行っています。

血液検査では、血球の数や臓器の働き、炎症の有無などを総合的に確認します。

多くの検査項目は院内で実施しており、当日中に結果をご説明できます。

一方で、一部の特殊な検査は外部検査機関へ依頼するため、結果は後日ご説明いたします。

症状や検査結果に応じて、必要な検査をご提案しております。

血液検査はどのように行うの?

血液検査では、ねこちゃんを安全に保定したうえで採血を行います。

池田動物病院では、ねこちゃんは基本的に後肢の内側(伏在静脈)から採血しています。

採血自体は数分程度で終了することがほとんどです。

ねこちゃんの負担をできるだけ少なくできるよう、一頭一頭の性格や体調に配慮しながら検査を行っています。

血液検査でわかること

腎臓の働き

ねこちゃんでは慢性腎臓病が多くみられるため、血液検査では腎臓の状態を確認することが重要です。

主な項目として、

  • BUN(尿素窒素)
  • CRE(クレアチニン)
  • SDMA(腎機能の評価に役立つ項目)

などを総合的に評価します。

これらの検査項目については、それぞれ別の記事で詳しくご紹介する予定です。

肝臓の働き

血液検査では、肝臓の働きを確認することもできます。

主な項目として、

  • ALT(肝臓の酵素)
  • AST(肝臓や筋肉などの酵素)
  • ALP(胆道系などを評価する酵素)
  • T-Bil(総ビリルビン)

などがあります。

異常がみられた場合は、超音波(エコー)検査などをご提案することもあります。

炎症の有無

炎症が疑われる場合には、SAA(炎症の程度を評価する項目)などの項目を確認することがあります。

炎症が起きている可能性を評価する参考になりますが、この項目だけで病気を特定できるわけではありません。

貧血や感染の有無

赤血球・白血球・血小板などを調べることで、

  • 貧血
  • 感染症
  • 炎症

などを評価します。

血糖値や電解質

必要に応じて、

  • Glu(血糖値)
  • Na(ナトリウム)
  • K(カリウム)
  • Cl(クロール)

などを確認し、全身状態を評価します。

血液検査を受ける前に気を付けること

健康診断として血液検査を受ける場合は、なるべく12時間(最低でも8時間程度)の絶食をおすすめしています。

お食事の影響を受ける検査項目もあるため、より正確な結果を得るためです。

ただし、体調がわるいねこちゃんや子ねこちゃんなどでは、絶食が適さない場合もあります

症状がある場合は自己判断で絶食せず、事前にご相談ください。

血液検査の結果はいつわかる?

多くの血液検査は院内で実施しているため、当日中に結果をご説明いたします。

一方で、一部の特殊な検査は外部検査機関へ依頼するため、結果は後日ご説明いたします。

また、春・秋に実施している健康診断キャンペーンでは、検査機関で詳しく解析を行うため、結果は後日郵送となります。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

血液検査だけで病気はわかる?

血液検査は非常に重要な検査ですが、すべての病気を診断できるわけではありません。

必要に応じて、

  • 尿検査
  • 便検査
  • レントゲン検査
  • 超音波(エコー)検査

などを組み合わせて総合的に診断します。

また、血液検査はひとつの項目だけで判断するのではなく、症状や身体検査の結果もあわせて評価することが大切です。

よくある質問(FAQ)

Q. 血液検査の前は絶食が必要ですか?

A. 健康診断では、なるべく12時間(最低でも8時間程度)の絶食をおすすめしています。
ただし、体調がわるいねこちゃんや子ねこちゃんでは絶食が適さない場合もありますので、事前にご相談ください。

Q. 血液検査の結果は当日にわかりますか?

A. 多くの検査項目は院内で実施しており、当日中に結果をご説明いたします。
一方で、一部の特殊な検査や健康診断キャンペーンの検査は、結果が後日となる場合があります。

Q. 少量の採血でも検査できますか?

A. はい。
ねこちゃんの体格や検査内容に応じて、必要な量を採血して検査を行います。

Q. 血液検査だけで病気はわかりますか?

A. 血液検査は多くの情報が得られる重要な検査ですが、必要に応じて尿検査や画像検査などを組み合わせて診断します。

Q. 健康でも血液検査を受けた方がいいですか?

A. はい。
特にシニアのねこちゃんでは、症状がなくても健康診断として定期的な血液検査をおすすめしています。

まとめ

血液検査は、ねこちゃんの健康状態を確認するための基本的で重要な検査です。

腎臓や肝臓の働き、炎症の有無、貧血など、さまざまな情報を得ることができ、病気の早期発見にも役立ちます。

ただし、血液検査だけですべての病気が診断できるわけではありません。

必要に応じて尿検査や便検査、レントゲン検査、超音波(エコー)検査などを組み合わせて総合的に診断します。

健康診断や体調の変化が気になる際には、お気軽にご相談ください。

池田動物病院では、ねこちゃん一頭一頭の状態に合わせた血液検査と、その結果を踏まえた丁寧なご説明を心がけています。

猫の血液検査のご相談なら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師 
監修:石井院長 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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