地域密着のホームドクターとして35年
当院は予約制で診察を行っています。
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お電話ください - 044-433-2274
川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。
シニア期に入ったねこちゃんは、見た目に大きな変化がなくても、身体の内側で病気が静かに進行していることがあります。
特に高齢のねこちゃんでは、腎臓病・甲状腺機能亢進症・糖尿病といった病気の発症リスクが高まり、いずれも初期症状がわかりづらいのが特徴です。
この記事では、7歳以上のシニア猫によく見られる代表的な病気とその症状、当院での治療方針やご家庭でできるケアについて解説いたします。

ねこちゃんは年齢によって以下のように分類されます。
7歳を過ぎたあたりから、少しずつ内臓や代謝機能が衰え始め、病気にかかりやすくなります。
ただし、ねこちゃんは体調の変化を隠す傾向があるため、「元気そうに見える」状態でも油断は禁物です。

ねこちゃんの死因として最も多く、10歳以上のねこちゃんの約3割が罹患しているともいわれる病気です。
腎機能が徐々に低下し、老廃物の排出がうまくいかなくなります。
当院では、西洋医学と東洋医学を組み合わせ、ねこちゃんの負担をできるだけ軽くする治療をご提案しています。

高齢のねこちゃんで増えている内分泌疾患で、代謝が異常に活性化されてしまう病気です。
見た目は元気でも、実は身体が消耗している状態が続いています。
この病気は「元気そうに見える」のが逆に注意ポイントです。
体重減少や性格の変化に気づいたら、早めに検査を受けましょう。

中~高齢のねこちゃん、特に肥満傾向のある男の子のねこちゃんに多く見られます。
インスリンの分泌や作用が不足し、血糖値が上昇してしまう病気です。
糖尿病は初期症状が腎臓病と似ており、見過ごされやすい疾患です。
お水を飲む量・尿の量の変化には特に注意しましょう。
当院では、シニアのねこちゃんの慢性疾患に対して、東洋医学の考え方を取り入れたケアも行っています。
「できるだけ自然な方法でケアしたい」「高齢で強い薬は使いたくない」とお考えの方にも選ばれています。
東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。

病気の早期発見には、毎日の小さな変化に気づくことが重要です。
「年だから」と見逃さず、少しでも気になる変化があればご相談ください。
A. 完治は難しいですが、早期発見と継続的なケアで進行を抑えることができます。
A. はい。特に7歳を過ぎた猫には、年に1~2回の健診を強くおすすめします。
A. ご安心ください。おやつ型の投薬補助や、液体薬、漢方への切り替えなども対応可能です。
A. 自然由来の成分が多く、副作用は比較的少ないです。個体に合わせて慎重に処方しますのでご安心ください。
シニアのねこちゃんに多く見られる病気は、いずれもゆっくり進行しながら症状が出にくいのが特徴です。
だからこそ、「早めの検査」「定期的な健診」「日々の小さな気づき」が、愛猫の健康寿命を守るカギになります。
池田動物病院では、西洋医学と東洋医学を組み合わせた総合的なケアで、シニアのねこちゃんの暮らしを支えています。
「少しでも気になる変化がある」「相談だけしたい」そんなときも、どうぞお気軽にご来院ください。

この記事の執筆・監修
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師
菊地(さ)愛玩動物看護師
ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。
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