地域密着のホームドクターとして35年
当院は予約制で診察を行っています。
- 緊急の際は
お電話ください - 044-433-2274
川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。
ラブラドール・シェパードなどの大型犬は、頼もしさと優しさを兼ね備え、多くのお宅で大切な家族として迎えられています。
しかし、その大きな身体ゆえに、骨・関節・内臓・胃腸などに特有の負担がかかりやすいのも事実です。
「最近、階段を嫌がる」
「食後すぐおなかが張る」
など、飼い主さまが感じる“ちょっとした違和感”が、重大な病気のサインになることもあります。
今回は、大型犬に多く見られる代表的な病気を、症状・早期発見のポイント・家庭でできるケアとともにご紹介します。
さらに、当院が得意とする東洋医学的なサポートも簡潔にご案内いたします。


一般的に体重25kg以上、骨格がしっかりした犬種を「大型犬」と言います。
ラブラドールやジャーマンシェパードなどが典型です。
シニア期に入るのは6~7歳あたりからとされ、関節や内臓に変化が出始める時期です。
大きな身体に比例して、負担も大きいため、定期健診と日常の観察が重要になります。
特に注意したいのは以下の3ジャンルです。
いずれも「早く気づく」「日常からケアする」ことで、愛犬の暮らしの質(QOL)を守ることにつながります。
大型犬では成長期から体重増加・骨格の負荷で、股関節や膝関節などに問題が起こりやすくなります。
股関節形成不全では関節の受け皿が浅く、膝蓋骨脱臼では膝のお皿がずれることで関節全体の負担が増します。
当院では整形・リハビリ・鍼灸を連携して、関節のケアをトータルに行っています。

大型犬では内臓・循環器への負荷も大きく、心臓・腎臓・肝臓の機能低下は年齢とともに増えていきます。
特に、拡張型心筋症(DCM)などは大型・深胸型犬に多くみられます。
当院では腫瘍科・循環器・東洋医学をひとつにして、内臓疾患を総合的にケアしています。
大型・深胸型犬で注意が必要な、胃がガスや液体で膨らみ、さらに捻じれることで急激に血流や呼吸を阻害する事故的な病気です。
発症後は時間との勝負となります。
おなかの急な膨らみ・呼吸の異常は、「すぐに病院へ」という緊急サインです。

池田動物病院では、鍼灸・漢方を含む東洋医学的ケアもご提案しています。
大型犬にも対応できる個別プランで、「薬をたくさん使いたくない」「自然なケアを取り入れたい」という飼い主さまの思いにもお応えしています。
東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。


少しの違和感を見逃さず、定期健診と併せて早めのケアを始めましょう。
A. はい。
成長期にレントゲン検査を受けることで早期発見でき、環境調整で進行を抑えることも可能です。
A. 食後すぐの激しい運動や一気食いを避けることでリスクを下げられます。
また、異変を感じたら迷わず動物病院へご連絡ください。
A. もちろんです。
体格に合わせて施術を調整致します。
関節痛・慢性内臓疾患・体質改善などに有効です。
大型犬の身体は、頼もしさの裏に「大きいがゆえの負荷」が隠れています。
「なんとなく変だな」と思ったら、早めの受診が生活の質を守る鍵です。
池田動物病院では、整形外科・循環器・消化器・東洋医学が連携し、大型犬の暮らしをトータルでサポートします。
「気になるけれど様子見…」ではなく、「気になったそのときにご相談ください」。
飼い主さまと愛犬の安心できる毎日を、私たちがしっかりお手伝いいたします。
この記事の執筆・監修
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師

菊地(さ)愛玩動物看護師
ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。
IKEDA ANIMAL HOSPITAL
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