【フィラリア予防はいつから?】春に始める理由と検査の必要性|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

春になると、ノミやダニと並んで気をつけたいのが「フィラリア症」です。

「フィラリア予防っていつから始めればいいの?」
「毎年やっているけど、本当に必要?」

そんなご質問を毎年多くいただきます。

この記事では、フィラリア予防を春に始める理由と、検査の必要性についてわかりやすく解説いたします。

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目次

フィラリア症とは?

春の花畑で並ぶ犬と猫とハートと盾のアイコン、黒い蚊のシルエットが描かれたフィラリア予防イメージイラスト

フィラリア症は、蚊を介して感染する寄生虫の病気です。

蚊がフィラリアに感染している犬や猫の血を吸い、その後ほかの動物を吸血することで感染が広がります。

成虫は心臓や肺動脈に寄生し、

  • 運動を嫌がる
  • 元気消失
  • 呼吸困難

などの症状を引き起こします。

重症化すると命にかかわることもあるため、予防が非常に重要な病気です。

フィラリア症について詳しくはこちら

フィラリア予防はいつから?

川崎市周辺では、例年4月〜5月頃から蚊の活動が始まります。

そのため、予防開始の目安は5月頃ですが、気温や蚊の発生状況によっては4月から開始することもあります。

ただし、気温が上昇する年は蚊の発生が早まることもあります。

「蚊を見かけたら」ではなく、毎年決まった時期に予防を始めることが大切です。

なぜ予防前に検査が必要なの?(犬の場合)

わんちゃんでは、前年の感染がないかを確認するために、予防開始前の血液検査が必要です。

もし感染している状態で予防薬を投与すると、体調不良を起こす可能性があります。

そのため、安全に予防を始めるためにも検査は重要です。

猫もフィラリア予防は必要?

「ねこちゃんは大丈夫」と思われがちですが、ねこちゃんもフィラリアに感染することがあります。

ねこちゃんの場合は少数寄生でも症状が出やすく、

  • 突然の呼吸困難
  • 嘔吐
  • 急死

といったケースも報告されています。

また、完全室内飼育でも蚊の侵入は防ぎきれません。

そのため、ねこちゃんでも予防をおすすめしています。

ねこちゃんでは診断が難しく、発見が遅れることもあるため、予防の重要性がより高いと考えられています。

予防期間はどのくらい?

一般的には、5月〜12月頃までの投与が目安です。

ただし、近年は温暖化の影響により蚊の活動期間が長くなっています。

通年予防を選択される方も増えています。

ノミ・ダニを含めた通年予防についてはこちら

なぜ当院では通年予防をおすすめしているのか

近年は気候変動の影響により、蚊の活動期間が年々長くなっています。

「冬は蚊がいないから大丈夫」と思われがちですが、暖かい日が続くと冬場でも蚊を見かけることがあります。

実際に、室内で越冬した蚊による感染リスクも指摘されています。

フィラリア予防薬は、「蚊を避ける薬」ではなく、感染してしまった幼虫を体内で駆除する薬です。

そのため、

  • 投与のタイミングが遅れる
  • 飲み忘れがある
  • 終了時期が早すぎる

といったケースでは、感染リスクが残ってしまいます。

通年予防にすることで、

  • 投与忘れを防ぎやすい
  • 開始・終了時期を気にしなくてよい
  • ノミ・ダニ予防と一緒に管理しやすい
  • 年間を通して安心できる

といったメリットがあります。

特にシニアのねこちゃん・わんちゃんや、基礎疾患のある子では、感染症の重症化リスクをできる限り減らすことが大切です。

そのため当院では、生活環境や体調に応じて通年予防もご提案しています。

もちろん、地域特性やご家庭の状況によって最適な方法は異なりますので、個別にご相談いただければ、その子に合った予防プランをご案内いたします。

フィラリア予防は「毎年リセット」ではありません

フィラリア予防は、その年だけ気をつければよいものではありません。

毎年きちんと予防を継続することで、感染リスクを長期的にゼロに近づけることができます。

「去年大丈夫だったから今年も問題ない」ではなく、毎年検査を行い、その年の状況に合わせて予防を行うことが重要です。

特に若齢期から継続して予防している子は、成長や体重の変化に合わせた薬の見直しも必要になります。

春は“予防のスタート”であると同時に、愛犬・愛猫の健康状態を見直す良いタイミングでもあります。

予防をきっかけに、健康チェックもぜひ一緒にご検討ください。

こんな症状があれば受診を

  • 咳が続く
  • 疲れやすくなった
  • 元気がない
  • 呼吸が荒い

春〜夏にこれらの症状がみられる場合は、早めにご相談ください。

シニアのねこちゃん・わんちゃんは特に注意

高齢期では心臓や呼吸器への負担が大きくなりやすく、フィラリア感染が重症化する可能性があります。

「毎年問題なかったから大丈夫」ではなく、毎年きちんと検査と予防を行うことが大切です。

まとめ

フィラリア予防は「春がスタートの合図」です。

  • 蚊が出始める前に準備
  • 犬は予防前に検査が必要
  • 猫も感染リスクあり
  • 通年予防も選択肢

大切なご家族を守るために、今年も忘れずに予防を始めましょう。

春は予防のスタートであると同時に、愛犬・愛猫の健康状態を見直す良いタイミングです。

予防の開始時期や検査についてご不安があれば、池田動物病院までお気軽にご相談ください。

フィラリア症予防のことなら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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