地域密着のホームドクターとして35年
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川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。
「フクロモモンガにエアコンは必要?」
「暑い日にぐったりして動かない…」
「呼吸が速い気がするけれど大丈夫?」
このようなことでお困りではありませんか?
フクロモモンガさんはオーストラリアやニューギニアなどに生息する動物ですが、日本のような高温多湿の環境は得意ではありません。
特に夏場は室温や湿度が高くなることで熱中症になることがあり、重症化すると命にかかわることもあります。
この記事では、フクロモモンガさんの熱中症について、症状や応急処置、予防法、受診の目安についてわかりやすく解説いたします。


熱中症とは、高温多湿の環境によって体温が異常に上昇し、身体の機能が正常に働かなくなる状態です。
フクロモモンガさんは小さな身体で体温が変化しやすく、暑い環境では短時間でも体調を崩すことがあります。
重症化すると全身の臓器に負担がかかり、命にかかわることもあるため注意が必要です。
「オーストラリアにいるから暑さに強い」と思われることがありますが、日本の夏は高温に加えて湿度も高く、フクロモモンガさんにとって快適な環境とはいえません。
また、小さな身体は外気温の影響を受けやすく、ケージ内の温度が上昇すると短時間でも熱中症になることがあります。
目安として室温24~27℃程度を保つようにしましょう。
30℃を超える環境では熱中症のリスクが高まるため、夏場はエアコンで室温を管理しましょう。
湿度が高いと体温を逃がしにくくなるため、湿度管理も大切です。
普段より呼吸が速くなったり、苦しそうに呼吸したりすることがあります。
呼吸が明らかに速い場合は注意が必要です。
いつもより動かず、ポーチや寝床から出てこないことがあります。
夜行性のため、夜になっても活動しない場合は体調不良の可能性があります。
熱中症では食欲が低下することがあります。
食欲が落ちた状態が続くと体力も低下し、回復が遅れることがあります。
身体に力が入らず、ぐったりして反応が鈍くなることがあります。
緊急性が高い状態です。
重症化すると、
などの症状がみられることがあります。
命にかかわるため、すぐに動物病院を受診してください。
熱中症の原因としては、次のようなものがあります。
などが原因になります。
また、フクロモモンガさんは布製のポーチで眠ることが多く、夏場はポーチの中に熱がこもることがあります。
通気性の良い素材を選び、ケージ内の温度が上がりすぎないよう注意しましょう。
熱中症が疑われる場合は、まず涼しい部屋へ移動させます。
エアコンを使用し、室温を下げながら安静にしましょう。
身体を急激に冷やすと体調が悪化することもあるため、
ことは避けましょう。
応急処置を行ったあとも、できるだけ早く動物病院を受診してください。
症状に応じて、
などを行います。
状態によっては入院管理が必要になることもあります。
日頃から次のことを心がけましょう。
また、ケージ内に温度差を作ることで、フクロモモンガさん自身が快適な場所を選べる環境づくりもおすすめです。
次のような症状がみられる場合は、すぐに動物病院へご相談ください。
熱中症は短時間で重症化することがあります。
「少し様子がおかしいかな」と感じたら、早めの受診をおすすめします。
A. はい。
日本の夏は高温多湿になるため、エアコンで室温を管理することをおすすめします。
A. 夏場はポーチの中に熱がこもることがあります。
通気性の良い素材を選び、ケージ内の温度管理を行いましょう。
A. 保冷剤だけでは十分ではありません。
エアコンで室温そのものを管理することが大切です。
A. はい。
外出中でも室温が高くなることがあるため、エアコンを使用して快適な環境を保ちましょう。
A. いいえ。
昼間はポーチの中で休んでいるため、ケージ内やポーチ内の温度が高くなると熱中症になることがあります。
A. 室温が適切に保たれていれば、基本的には必要ありません。
ただし、冷房が効きすぎている場合や、ケージ内の一部だけ温度が低くなっている場合は注意が必要です。
温度計・湿度計を設置し、快適な環境を維持しましょう。
フクロモモンガさんは高温多湿の環境が苦手で、熱中症は命にかかわることもある病気です。
呼吸が速い、ぐったりしている、食欲がないなどの症状がみられた場合は、早めの対応が大切です。
日頃から室温や湿度を適切に管理し、快適な環境を整えることが熱中症の予防につながります。
池田動物病院では、フクロモモンガさんを含むエキゾチックアニマルの診療を行っております。
夏場は短時間でも室温が上昇し、熱中症になることがあります。
特に留守番中は室温が変化しやすいため、日頃から温湿度を確認し、快適な環境を整えてあげましょう。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
フクロモモンガさんを含むエキゾチックアニマルの一般診療やお手入れは、松本獣医師が対応できる場合もございます。
病状が複雑なケースや専門的な診療が必要な場合は、主に石井院長が担当しております。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。

この記事の執筆・監修
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:松本 獣医師
菊地(さ)愛玩動物看護師
ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。
IKEDA ANIMAL HOSPITAL
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