【犬・猫の食欲不振・消化不良と東洋医学ケア】イスクラ産業のペット用漢方「三仙」の活用|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

わんちゃん・ねこちゃんの

  • 食欲不振
  • 慢性的な消化不良
  • 軟便や下痢をくり返す
  • 体重がじわじわ減っている

といった症状はありませんか?

「検査では大きな異常がないけれど、なんとなく元気が安定しない」
そのようなケースでは、“体質的な消化機能の低下”が関係していることがあります。

今回は、東洋医学の考え方に基づいて消化と代謝をサポートするイスクラペットの漢方「三仙(さんせん)」についてご紹介いたします。

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目次

犬猫に見られる「消化不良・代謝低下」のサイン

三仙(さんせん)[消化の養生]

犬の場合

  • ごはんをあまり食べなくなった
  • 食後に胃液を吐く
  • 便がゆるい、またはおなかが張る
  • 毛づやがわるくなった
  • シニア期に入り、少し痩せてきた

わんちゃんの「脾胃(ひい)」が弱ると、食べたものをうまく消化・吸収できず、身体にエネルギーを巡らせる力が低下します。

猫の場合

  • フードの匂いを嗅ぐが食べない
  • 食後の嘔吐が増えた
  • 便が柔らかく量が少ない
  • 季節の変わり目に食欲が落ちる
  • 毛づやがわるく元気がない

ねこちゃんは特に胃腸がデリケートで、気温や湿度、ストレスの影響を受けやすい動物です。

また、食欲低下が続く場合は肝リピドーシス(脂肪肝)のリスクもあります。

猫の肝リピドーシスについてはこちら

体重減少がある場合は慢性腎臓病などの基礎疾患の可能性もあるため、まずは検査による評価が大切です。

東洋医学での考え方

東洋医学では、消化器の働きを担う「脾(ひ)」が全身のエネルギー(気)を生み出す中心と考えます。

脾が弱ると、

  • 食欲が不安定になる
  • 代謝が落ちる
  • 疲れやすくなる
  • 免疫バランスが乱れる

といった状態につながります。

慢性疾患や腫瘍治療中の子では、脾胃の弱りが体力低下に影響することもあります。

三仙(さんせん)とは?

三仙は、中医学で「健脾消導(けんぴしょうどう)・利湿和胃(りしつわい)・止吐止痢(しとしり)」の作用をもつとされ、植物由来の生薬が穏やかに胃腸機能をサポートします。
つまり、胃腸の働きを整え、食べたものの消化・吸収を助けることを目的とした処方です。

消化を助けるだけでなく、

  • 食後の重だるさ
  • ガスやおなかの張り
  • 軟便や軽度の下痢

といった症状にも穏やかに働きかけます。

なぜ今、三仙のような消化ケアが注目されているの?

近年、わんちゃん・ねこちゃんの食生活や生活環境は大きく変化しています。

室内飼育が主流となり、運動量が減少しやすいこと。
高齢化が進み、慢性疾患とともに生活する子が増えていること。
さらに、季節の寒暖差やストレスの影響を受けやすい環境にあること。

こうした背景から、「明らかな病気ではないけれど、なんとなく不調が続く」というケースが増えています。

特にシニア期では、

  • 食欲にムラが出る
  • 体重が少しずつ減る
  • 便の状態が安定しない

といった変化がみられやすくなります。

西洋医学では数値に異常がなくても、東洋医学的には「脾胃の弱り」が進んでいる状態と考えられることがあります。

三仙は、そうした“消化の土台”を整えることを目的とした処方です。

単に食欲を刺激するのではなく、「食べて、消化して、吸収する」という一連の流れを支えることで、身体全体のエネルギーバランスを整えていきます。

慢性疾患のある子や、体力の落ちやすいシニア期の子にとって、「安定して食べられること」はとても重要な意味を持ちます。

三仙は、その“安定”を穏やかに支える選択肢のひとつです。

犬における三仙の活用

わんちゃんでは、次のようなケースで補助療法として使用されることがあります。

  • 食欲にムラがある
  • 食後の嘔吐がある
  • おなかが張りやすい
  • シニア期で代謝が落ちてきた
  • 病後や手術後の回復サポート

三仙は「無理に食べさせる薬」ではなく、「食べたものを活かす身体づくり」を支える補助療法です。

猫における三仙の活用

ねこちゃんでは、次のようなケースで補助療法として使用されることがあります。

  • 食欲が落ち体重が減ってきた
  • 慢性腎臓病や肝疾患による食欲低下
  • 嘔吐や軟便が続く
  • 毛づやや筋肉量の低下が気になる

ねこちゃんは不調を隠しやすいため、「なんとなく食べがわるい」段階でのケアが重要です。

東洋医学と西洋医学の併用

西洋医学は病気そのものを治療する力があります。
東洋医学は身体の土台を整えることを得意とします。

三仙は主治療の代わりとなるものではなく、あくまで補助療法として使用します。
基礎疾患の治療を優先し、その上で補助療法として使用します。

併用することで、

  • 食事量の安定
  • 体重維持
  • 回復力のサポート
  • シニア期の体調安定

といった効果が期待できます。

ご家庭でできるサポート

  • ごはんを温めて香りを立たせる
  • 消化にやさしいフードを選ぶ
  • 少量を複数回に分ける
  • 十分な水分補給
  • おなかを冷やさない

漢方と生活管理を組み合わせることで、より穏やかな改善が期待できます。

慢性的な食欲不振や消化不良は、放置すると体重減少や基礎疾患の悪化につながることもあります。
早い段階で身体の土台を整えることが、長期的な健康維持につながります。

まとめ

三仙(さんせん)は、わんちゃん・ねこちゃんの

  • 食欲不振
  • 消化不良
  • 代謝低下

に対して、胃腸の働きを整え、栄養吸収を支える漢方です。

「検査では大きな異常がないけれど、なんとなく元気が安定しない」
そのような場合の補助療法のひとつとしてご提案することがあります。

まずは原因を確認することが最優先です。
そのうえで、体質ケアという選択肢もご検討ください。

愛犬・愛猫の食欲や消化機能について気になることがあれば、池田動物病院までお気軽にご相談ください。

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東洋医学の診療は、名取獣医師が担当いたします。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。
鍼治療に関しては、2回目以降もお電話か窓口でのご予約のみとなります。

三仙のことなら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:名取 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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