【猫のくしゃみ】原因は猫風邪だけじゃない?考えられる病気や受診の目安を獣医師が解説|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

「ねこちゃんがくしゃみをするけれど、大丈夫?」
「猫風邪かもしれない?」
「動物病院を受診した方がいいの?」

このような心配をされたことはありませんか?

ねこちゃんのくしゃみは、ほこりなどによる一時的な刺激でみられることもありますが、感染症や歯の病気、鼻の病気などが原因となっている場合もあります。

特に、くしゃみが何日も続く、鼻水や目やにを伴う、元気や食欲がないといった症状がある場合は注意が必要です。

この記事では、猫のくしゃみの主な原因や受診の目安、診断・治療について分かりやすく解説いたします。

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目次

猫のくしゃみとは?

くしゃみをしている猫の様子を描いたやさしいイラスト|猫のくしゃみをイメージ

くしゃみは、鼻の中に入ったほこりや刺激物を外へ出そうとする正常な反応です。

1〜2回程度のくしゃみだけで、元気や食欲も普段どおりであれば、大きな問題がないこともあります。

しかし、くしゃみが何日も続く場合や、ほかの症状を伴う場合は病気が隠れている可能性があります。

一時的なくしゃみなら様子を見てもいい?

一時的なくしゃみだけで、

  • 元気がある
  • 食欲もある
  • 鼻水や目やにがない

という場合は、少し様子を見てもよいことがあります。

一方で、

  • くしゃみが続く
  • 鼻水が出る
  • 目やにが増えた
  • 食欲が落ちた

などの症状がある場合は、動物病院で診察を受けることをおすすめします。

猫のくしゃみの主な原因

猫ウイルス性鼻気管炎

猫風邪の代表的な原因で、猫ヘルペスウイルス1(FHV-1)による感染症です。

くしゃみや鼻水、結膜炎などがみられ、特にこねこちゃんでは重症化することがあります。

猫カリシウイルス感染症

猫風邪の原因のひとつで、猫カリシウイルス(FCV)による感染症です。

くしゃみに加え、口内炎や舌の潰瘍がみられることがあります。

異物

草の葉や小さなごみなどが鼻の中に入ると、突然くしゃみをくり返すことがあります。

異物が取れない場合には、麻酔下での処置が必要になることもあります。

歯周病などの歯の病気

歯周病や歯の根の感染が鼻の近くまで広がると、くしゃみや鼻水の原因になることがあります。

特に片側だけから鼻水が出る場合には、歯の病気が関係していることもあります。

鼻腔内腫瘍

高齢のねこちゃんでは、鼻の中にできる腫瘍が原因となることがあります。

くしゃみだけでなく、

  • 血液の混じった鼻水
  • 片側だけの鼻水
  • 鼻づまり

などが続く場合は、詳しい検査が必要になることがあります。

動物病院を受診した方がよい症状

次のような症状がみられる場合は、早めの受診をおすすめします。

  • くしゃみが数日以上続く
  • 鼻水や目やにが出ている
  • 食欲がない
  • 元気がない
  • 鼻血が出る
  • 口を痛がる様子がある
  • 呼吸が苦しそう

特に、こねこちゃんや高齢のねこちゃんでは、症状が急速に悪化することもあります。

診断方法

原因を調べるために、症状や身体検査に加えて必要に応じて次のような検査を行います。

症状や年齢に応じて、必要な検査を組み合わせて診断します。

治療方法

治療は原因によって異なります。

例えば、

  • 感染症では内服薬や点眼薬などによる治療
  • 歯の病気では歯科治療
  • 異物では摘出処置
  • 腫瘍では手術やその他の治療

など、それぞれの原因に合わせた治療を行います。

自宅でできるケア

くしゃみが続いている間は、

  • 食欲や元気をよく観察する
  • 鼻水や目やにをやさしく拭き取る
  • 部屋の湿度を適度に保つ

などが役立つことがあります。

ただし、症状が続く場合は自己判断せず、動物病院を受診しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 猫のくしゃみは様子を見ても大丈夫ですか?

A. 一時的なくしゃみだけで元気や食欲がある場合は様子を見られることもありますが、数日続く場合や鼻水、目やになどを伴う場合は受診をおすすめします。

Q. くしゃみと鼻水があります。猫風邪でしょうか?

A. 猫風邪の可能性がありますが、歯の病気や鼻の病気などほかの原因も考えられます。
症状が続く場合は診察を受けましょう。

Q. ヒトにうつりますか?

A. 猫風邪の原因となる猫ウイルス性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染症は、ヒトには感染しません。

Q. 高齢猫のくしゃみで気を付けることはありますか?

A. 高齢のねこちゃんでは、歯周病や鼻腔内腫瘍などが原因となることもあります。
片側だけの鼻水や血液が混じる鼻水が続く場合は、早めの受診をおすすめします。

まとめ

ねこちゃんのくしゃみは、一時的な刺激によることもありますが、猫風邪や歯周病、鼻腔内腫瘍など、さまざまな病気が原因となることがあります。

特に、くしゃみが続く、鼻水や目やにを伴う、食欲や元気が低下している場合は、早めに原因を調べることが大切です。

池田動物病院では、ねこちゃんのくしゃみの原因となる感染症や歯科疾患、鼻の病気まで幅広く診療しています。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

猫のくしゃみのご相談なら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:松本 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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