地域密着のホームドクターとして35年
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川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。
「最近、愛猫のおしっこの臭いがいつもより強い気がする」
「トイレ掃除をしていて、急に臭いが変わったように感じる」
このように、おしっこの臭いの変化に気付き、不安に感じる飼い主さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
ねこちゃんのおしっこの臭いは、お食事や飲水量などの影響によって変化することがあります。
一方で、膀胱炎や尿路結石、糖尿病などの病気が隠れている場合もあるため、臭いだけで判断せず、ほかの症状もあわせて観察することが大切です。
今回は、猫のおしっこの臭いが強くなる原因や、受診の目安についてご紹介いたします。


ねこちゃんのおしっこには、もともと特有の臭いがあります。
そのため、多少の臭いがあること自体は異常ではありません。
また、飲水量やお食事内容などによって、おしっこの濃さが変わるため、日によって臭いが少し変化することもあります。
特にねこちゃんは、もともとあまりたくさんのお水を飲まない動物です。
そのため、おしっこが濃くなりやすく、臭いを強く感じることがあります。
しかし、次のような変化がみられる場合は注意が必要です。
病気が隠れている可能性もあるため、一度動物病院で相談することをおすすめします。
飲水量が少なくなると、おしっこが濃縮され、臭いが強く感じられることがあります。
ねこちゃんはもともと飲水量が少なくなりやすいため、新鮮なお水を複数の場所に用意したり、お水を飲みやすい環境を整えたりすることが大切です。
また、ウェットフードを取り入れることも、水分補給の方法のひとつです。
お食事内容によっても、おしっこの臭いは変化します。
たんぱく質を多く含むお食事では、代謝の影響で臭いがやや強く感じられることがあります。
元気や食欲があり、排尿の回数や様子に変化がなければ、お食事が影響している可能性も考えられます。
ねこちゃんで比較的多くみられる病気のひとつが特発性膀胱炎です。
細菌感染ではなく、ストレスなどさまざまな要因が関係して発症すると考えられています。
おしっこの臭いの変化だけでなく、
などの症状がみられることがあります。


尿路結石でも、おしっこの臭いが変わることがあります。
結石が膀胱や尿道を刺激すると炎症が起こり、臭いだけでなく、
がみられることがあります。
特に男の子のねこちゃんでは、尿道が細いため結石や尿道栓子によって尿が出なくなることがあります。
何度もトイレに行くのにおしっこが出ない場合は、命にかかわることもあるため、できるだけ早く動物病院を受診してください。

糖尿病では尿中に糖が排泄されるようになり、おしっこの量が増えることがあります。
また、普段とおしっこの状態が変わったことで、飼い主さまが変化に気付くこともあります。
といった症状がみられる場合は、糖尿病をはじめとした病気が隠れていることもあります。
このような場合には、尿検査だけでなく血液検査もあわせて行い、原因を調べることが大切です。

おしっこの臭いだけで病気を判断することはできません。
しかし、次のような症状がみられる場合は、一度動物病院で相談することをおすすめします。
症状が軽いうちに原因を調べることで、治療につながりやすくなります。
まずは尿検査を行い、
などを確認します。

普段から、
を確認しておくと、小さな変化にも気付きやすくなります。
また、ねこちゃんが安心して排尿できるよう、トイレは清潔に保ち、落ち着いて過ごせる環境を整えてあげることも大切です。
多頭飼育の場合は、トイレの数や設置場所を見直すことも排尿トラブルの予防につながる場合があります。
トイレの数:猫の頭数+1個
トイレの広さ:体長の1.5倍以上
A. ねこちゃんのおしっこにはもともと特有の臭いがあり、尿の濃さなどによって臭いの感じ方が変わることがあります。
ただし、急にアンモニア臭が強くなった場合や、頻尿、血尿、排尿しづらそうな様子などを伴う場合には、尿路の病気が隠れている可能性があります。
臭いだけで判断せず、気になる変化が続く場合は動物病院へご相談ください。
A. 臭いだけで病気を判断することはできません。
排尿回数や飲水量、元気や食欲などもあわせて確認し、必要に応じて尿検査などを受け、原因を調べることが大切です。
A. 何度もトイレに行くのにおしっこが出ない場合は、尿道閉塞など緊急性の高い病気の可能性があります。
特に男の子のねこちゃんでは命にかかわることもあるため、できるだけ早く動物病院を受診してください。
ねこちゃんのおしっこの臭いが強くなる原因には、水分不足やお食事の影響だけでなく、特発性膀胱炎や尿路結石、糖尿病などの病気が関係していることがあります。
臭いだけで病気を判断することは難しいため、排尿の様子や飲水量、元気・食欲などもあわせて観察することが大切です。
気になる変化が続く場合や、血尿、排尿しづらそうな様子がみられる場合は、早めに動物病院へご相談ください。
池田動物病院では、尿検査をはじめ、必要に応じて血液検査やレントゲン検査、超音波(エコー)検査を組み合わせ、おしっこの異常の原因を詳しく調べています。
愛猫のおしっこの臭いや排尿の様子が気になる場合は、お気軽に池田動物病院までご相談ください。

この記事の執筆・監修
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:鈴木 獣医師
菊地(さ)愛玩動物看護師
ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。
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