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川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。
「おしっこが赤い気がする」
「排尿するときに鳴いている」
「最近食欲が落ちてきた」
このような症状がみられる場合、尿石症(にょうせきしょう)が隠れているかもしれません。
モルモットさんは尿石が比較的よくみられる動物です。
軽度の段階では症状がわかりにくいこともありますが、進行すると強い痛みや排尿障害を引き起こすことがあります。
今回はモルモットさんの尿石症について、症状や原因、検査方法、治療法について解説いたします。


尿石とは、尿の中に含まれる成分が結晶化し、石のように固まった状態を指します。
尿石は、
などにできることがあります。
モルモットさんでは特に膀胱にできることが多く、血尿や排尿時の痛みの原因になることがあります。
もっとも気付きやすい症状のひとつです。
おしっこが赤く見えたり、血液が混じっているように見えたりすることがあります。
ただし、モルモットさんの尿は食べたものによって赤っぽく見えることもあるため、見た目だけで判断できない場合もあります。
尿石によって膀胱や尿道が刺激されると、排尿時に痛みを感じることがあります。
おしっこのときに鳴いたり、歯ぎしりをしたり、落ち着かない様子を見せたりすることがあります。
少量のおしっこを何度もくり返すことがあります。
トイレへ行く回数が増えたように感じたら注意が必要です。
痛みによって食欲が低下することがあります。
モルモットさんは食欲低下が続くと体調が急激に悪化することがあるため注意が必要です。
普段より動かなくなったり、隅でじっとしていたりすることがあります。
痛みを隠そうとする動物のため、小さな変化にも気を付けてあげましょう。
次のような様子はありませんか?
□ おしっこが赤い、または赤っぽく見える
□ 排尿するときに鳴いたり痛がったりする
□ 何度も排尿姿勢をとる
□ おしっこの量が少ない
□ 食欲が落ちている
□ 元気がない
2項目以上当てはまる場合は、尿石症など泌尿器の病気が隠れている可能性があります。
モルモットさんは尿石が比較的多くみられる動物です。
モルモットさんの尿にはもともとカルシウムが多く含まれており、白っぽい尿がみられることがあります。
これは必ずしも異常ではありません。
しかし、さまざまな要因が重なることで尿石が形成されることがあります。
尿石は一度治療しても再発することがあります。
日頃から尿の色や排尿の様子を観察し、早めに異変へ気付くことが大切です。
尿石のできやすさには個体差があります。
同じお食事をしていても尿石ができる子とできない子がいます。
カルシウムの多いお食事や栄養バランスの乱れが関係することがあります。
お食事内容の見直しが必要になる場合もあります。
飲水量が少ないと尿が濃くなり、結晶や尿石ができやすくなる可能性があります。
活動量が低下すると排尿回数が減り、尿石形成のリスクにつながることがあります。
まずは全身状態や痛みの有無を確認します。
尿石の有無や大きさ、数、位置を確認するために重要な検査です。
比較的小さな尿石でも確認できることがあります。
膀胱の状態や周囲の異常を確認します。
尿中の結晶や出血、炎症の有無などを評価します。
症状が軽度の場合には、お薬による治療や経過観察を行うことがあります。
痛みのコントロールも重要です。
尿石が大きい場合や排尿障害がみられる場合には、手術による摘出が必要になることがあります。
再発予防のためにはお食事管理も重要です。
モルモットさんでも、お食事は健康維持や尿石の再発予防に大きくかかわっています。
新鮮なお水をいつでも飲めるようにしましょう。
ボトルだけでなく、お皿でもお水を飲めるようにすると、飲水量が増える子もいます。
飲水量の変化にも注意が必要です。
水分をしっかり摂ることは、尿を薄めて尿石の形成を抑えることにもつながります。
牧草を中心とした適切なお食事を心がけましょう。
おやつの与えすぎにも注意が必要です。
お食事内容について迷う場合は、お気軽にご相談ください。
定期的な体重測定や健康診断によって早期発見につながることがあります。
排尿回数や尿の色を日頃から記録しておくと、小さな変化にも気付きやすくなります。
以下のような症状がみられる場合は早めの受診をおすすめします。
特に排尿できなくなっている場合は早急な対応が必要になることがあります。
日頃から尿の色や量、排尿時の様子を観察しておくことで、小さな変化にも気付きやすくなります。
「少し様子がおかしいかな」と感じたら早めにご相談ください。
モルモットさんでは尿石は比較的よくみられる病気です。
特に
では注意が必要です。
血尿や排尿時の痛みなど、小さな変化に早めに気付くことが重症化の予防につながります。
A. 小さな結晶であれば経過を見る場合もありますが、尿石は自然に排出されないことも多く、治療が必要になることがあります。
A. 尿石の大きさや場所によっては外科手術を検討することがあります。
A. はい。
尿石は再発することもあるため、お食事管理や定期的な健康チェックが大切です。
モルモットの尿石は比較的よくみられる病気であり、血尿や排尿時の痛み、食欲不振などの原因になることがあります。
早期に発見し、適切な治療やお食事管理を行うことが大切です。
池田動物病院では、モルモットさんの診察や健康相談も行っています。
「いつもと違うかな?」と感じたら、お気軽にご相談ください。
モルモットさんを含むエキゾチックアニマルの一般診療やお手入れは、松本獣医師が対応できる場合もございます。
病状が複雑なケースや専門的な診療が必要な場合は、主に石井院長が担当しております。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。

この記事の執筆・監修
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:松本 獣医師
菊地(さ)愛玩動物看護師
ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。
IKEDA ANIMAL HOSPITAL
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