【フェレットのインフルエンザ】人からうつる?くしゃみ・鼻水などの症状と予防を解説|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

「フェレットもインフルエンザになるの?」
「飼い主がインフルエンザになったら、フェレットにうつる?」
「くしゃみや鼻水が出ているけれど、風邪かな?」

このような疑問をお持ちではありませんか?

実は、フェレットもインフルエンザに感染することがあります。

さらに、フェレットさんはヒトのインフルエンザウイルスに感染することがあり、飼い主さまがインフルエンザにかかった際には、フェレットさんとの接触にも注意が必要です。

フェレットさんがインフルエンザに感染すると、くしゃみや鼻水だけでなく、発熱や元気・食欲の低下などがみられることがあります。

この記事では、フェレットのインフルエンザの症状やヒトとの間での感染、治療、受診の目安、家庭でできる予防対策についてわかりやすく解説いたします。

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目次

フェレットもインフルエンザになるの?

毛布に包まれて休むフェレットと体温計を描いたイラスト|フェレットのインフルエンザをイメージ

フェレットさんもインフルエンザウイルスに感染します

フェレットさんはインフルエンザウイルスへの感受性が高く、インフルエンザの研究でも動物モデルとして用いられています。

フェレットさんではインフルエンザA型・B型への感染が知られています。

そのため、ヒトでインフルエンザが流行している時期には、フェレットさんを飼育しているご家庭でも注意が必要です。

特に、家族がインフルエンザに感染した場合には、「ヒトの病気だからフェレットには関係ない」と考えず、感染対策を行いましょう。

ヒトのインフルエンザはフェレットにうつるの?

ヒトからフェレットさんへインフルエンザが感染することがあります。

そのため、飼い主さまやご家族がインフルエンザに感染している場合には、フェレットさんとの密接な接触をできるだけ避けることが大切です。

例えば、

  • 顔を近づける
  • キスをする
  • 一緒に寝る
  • 顔の近くで咳やくしゃみをする
  • 手を洗わずにお世話をする

といった接触は避けましょう。

可能であれば、飼い主さまが回復するまでの間は、健康なご家族にお世話をお願いすると安心です。

難しい場合には、手洗いなどの衛生管理を行い、できるだけ密接な接触を避けながらお世話をしましょう。

また、フェレットさんからヒトへインフルエンザが感染する可能性もあるとされています。

フェレットさんにインフルエンザが疑われる場合にも、手洗いなどの感染対策を行うことが大切です。

フェレットのインフルエンザではどんな症状が出るの?

フェレットさんがインフルエンザに感染すると、主に次のような症状がみられます。

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 発熱
  • 元気がない
  • 食欲が落ちる
  • ぐったりしている

などです。

一見すると「少し風邪をひいたのかな?」と思うような症状から始まることもあります。

しかし、食欲が落ちて十分にお食事や水分をとれなくなったり、二次的な感染を伴ったりすることもあるため、体調の変化をよく観察することが大切です。

くしゃみや鼻水があればインフルエンザなの?

くしゃみや鼻水があるからといって、必ずインフルエンザとは限りません。

フェレットさんの呼吸器症状は、インフルエンザ以外の感染症などでもみられることがあります。

特に注意したい病気のひとつが犬ジステンパーです。

犬ジステンパーはフェレットさんにとって非常に危険な感染症で、初期には発熱や鼻水など、インフルエンザと似た症状がみられることがあります。

そのため、「くしゃみが出ているからインフルエンザだろう」と飼い主さまだけで判断せず、症状が続く場合や元気・食欲にも変化がある場合には動物病院へご相談ください。

こんな症状があったら早めに受診を

次のような症状がみられる場合には、早めの受診をおすすめします。

  • くしゃみや鼻水が続いている
  • 食欲が落ちている
  • 元気がない
  • ぐったりしている
  • 呼吸の様子がおかしい
  • 症状が悪化している
  • 家族がインフルエンザに感染したあと、フェレットにも症状が出た

特に、呼吸が苦しそう、ほとんど食べられない、ぐったりして反応がわるいなど、明らかに状態がわるい場合には早めに動物病院へ連絡してください。

フェレットのインフルエンザはどうやって診断するの?

動物病院では、

  • いつから症状があるか
  • くしゃみや鼻水などの症状
  • 元気や食欲の変化
  • ご家族にインフルエンザの人がいないか
  • 他の動物との接触
  • ワクチン接種歴

などを確認します。

そのうえで全身状態や呼吸の状態などを診察し、必要に応じて検査を検討します。

フェレットさんのくしゃみや鼻水にはインフルエンザ以外の病気も考えられるため、症状や経過などを総合的に判断することが大切です。

フェレットのインフルエンザはどうやって治療するの?

フェレットさんのインフルエンザでは、症状や全身状態に応じた支持療法が中心になります。

必要に応じて、

  • 水分を補う
  • 栄養状態を維持する
  • 症状に応じた治療を行う
  • 二次的な細菌感染が疑われる場合には、その治療を行う

などを検討します。

多くの場合は回復が期待できますが、症状の程度や年齢、持病の有無などによって経過は異なります。

また、ヒト用の風邪薬や解熱鎮痛薬などを飼い主さまの判断で与えないでください。

フェレットさんに使用できる薬や量はヒトとは異なるため、必ず獣医師の診察を受けてください。

飼い主がインフルエンザになったらどうすればいい?

飼い主さまがインフルエンザになった場合には、フェレットさんへの感染を防ぐためにも接触をできるだけ減らしましょう。

可能であれば、体調が回復するまでは健康なご家族に、

  • ごはんやお水の交換
  • トイレ掃除
  • ケージ内の掃除

などのお世話をお願いしましょう。

ご自身でお世話をしなければならない場合には、お世話の前後に手を洗い、必要に応じてマスクや手袋を使用し、顔を近づけたりキスをしたりすることは避けるようにしましょう。

咳やくしゃみなどの呼吸器症状がある場合には、フェレットさんの近くで直接飛沫を浴びせないよう注意することも大切です。

フェレットのインフルエンザを予防するには?

家庭でできる大切な対策は、ヒトからフェレットさんへウイルスを持ち込まないことです。

ヒトでインフルエンザが流行している時期には、

  • フェレットにふれる前後に手を洗う
  • 体調がわるいときは密接な接触を避ける
  • 顔を近づけたりキスをしたりしない
  • 家族に感染者がいる場合は、可能なら健康な人がお世話をする
  • フェレットの食欲・元気・呼吸状態などを普段から観察する

といった対策を心がけましょう。

また、複数のフェレットさんを飼育していて1頭に呼吸器症状がみられた場合には、ほかのフェレットさんへの感染にも注意が必要です。

よくある質問(FAQ)

Q. ヒトのインフルエンザはフェレットにうつりますか?

A. うつることがあります。
フェレットはヒトのインフルエンザウイルスに感染することが知られています。
飼い主さまがインフルエンザに感染している場合には、フェレットとの密接な接触をできるだけ避けましょう。

Q. フェレットからヒトにインフルエンザがうつることはありますか?

A. 感染する可能性があるとされています。
フェレットとヒトとの間ではインフルエンザの感染が起こり得るため、フェレットに感染が疑われる場合にも手洗いなどの衛生管理を行いましょう。

Q. くしゃみを1回したら受診したほうがいいですか?

A. くしゃみを1回しただけで、必ず病気というわけではありません。
ただし、くしゃみをくり返す、鼻水がある、食欲や元気が低下しているなど、ほかの症状もみられる場合には動物病院へご相談ください。

Q. インフルエンザは自然に治りますか?

A. 軽症で回復することもありますが、症状だけで重症度を判断することはおすすめできません。
食欲や元気が低下している場合や呼吸器症状が続いている場合には、ほかの病気との区別も含めて診察を受けることが大切です。

Q. ヒト用の風邪薬を飲ませてもいいですか?

A. 自己判断で与えないでください。
ヒト用の薬の中には、動物に適さない成分や量のものがあります。
症状がある場合には動物病院へご相談ください。

まとめ

フェレットさんもインフルエンザに感染することがあります。

特に覚えておきたいのは、ヒトからフェレットさんへインフルエンザがうつることがあるという点です。

飼い主さまやご家族がインフルエンザに感染した場合には、フェレットさんとの密接な接触を避け、手洗いなどの感染対策を行いましょう。

また、フェレットさんにくしゃみや鼻水、発熱、食欲・元気の低下などがみられた場合には、インフルエンザ以外の病気も考える必要があります。

「家族がインフルエンザになってからフェレットもくしゃみをしている」
「鼻水が続いている」
「食欲や元気がいつもと違う」

といった変化がありましたら、池田動物病院へお気軽にご相談ください。

フェレットさんを含むエキゾチックアニマルの一般診療やお手入れは、松本獣医師が対応できる場合もございます。
病状が複雑なケースや専門的な診療が必要な場合は、主に石井院長が担当しております。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。

フェレットのインフルエンザのご相談なら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:松本 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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