【ハムスターの熱中症】ぐったり・呼吸が速いときは要注意|症状・応急処置・予防法を解説|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

「ハムスターがぐったりして動かない」
「呼吸が速くて苦しそう」
「夏場の室温は何℃くらいがいいの?」

このようなことでお困りではありませんか?

ハムスターさんは身体が小さく、暑さにとても弱い動物です。

熱中症は症状が急激に悪化することがあるため注意が必要です。

この記事では、ハムスターさんの熱中症について、症状や応急処置、予防方法、受診の目安についてわかりやすく解説いたします。

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目次

ハムスターの熱中症とは?

暑さでぐったりしているハムスターと温湿度計、水入れのイラスト|ハムスターの熱中症をイメージ

熱中症とは、高温多湿の環境によって体温が上昇し、身体の機能が正常に働かなくなる状態です。

ハムスターさんは汗をかいて体温を下げることができません。

そのため、暑い環境では短時間でも体温が上がりやすく、重症化すると脳や内臓に障害が起こることがあります。

特に夏場は注意が必要です。

ハムスターは暑さに弱い動物?

ハムスターさんは比較的涼しい環境を好む動物です。

また、いずれのハムスターさんも比較的乾燥した地域が原産であり、日本の夏のような高湿度は得意ではありません。

一般的には、

  • 室温20~24℃
  • 湿度40~60%

程度が過ごしやすい環境とされています。

30℃を超える環境では熱中症のリスクが高くなります。

また、

  • エアコンを使用していない部屋
  • 西日が当たる場所
  • 風通しがわるい場所

では、室温が急激に上昇することがあります。

ハムスターの熱中症でみられる症状

呼吸が速い・荒い

普段より呼吸が速くなったり、苦しそうに呼吸したりします。

口を開けて呼吸している場合は重症の可能性があります。

元気がない

動きが少なくなり、巣箱から出てこなくなることがあります。

食欲がない

暑さによって食欲が低下することがあります。

食べない状態が続くと体力も低下してしまいます。

よだれや身体がぬれている

口の周りがぬれていたり、身体が湿って見えたりすることがあります。

普段と様子が違うと感じたら注意が必要です。

横になって動かない

ぐったりして横たわり、反応が鈍くなることがあります。

緊急性の高い状態です。

けいれん・意識がもうろうとする

熱中症が重症化すると、

  • けいれん
  • 意識がもうろうとする
  • 呼びかけへの反応が乏しい

などの症状がみられることがあります。

命にかかわる状態のため、すぐに動物病院を受診してください。

ハムスターが熱中症になる原因

熱中症はさまざまな環境で起こります。

例えば、

  • 真夏にエアコンを使用していない
  • ケージに直射日光が当たる
  • ケージを窓辺に置いている
  • 西日の影響で室温が上がる
  • 車内に残してしまう
  • ケージ周囲の風通しがわるい

などが原因になります。

また、停電によってエアコンが止まり、室温が急上昇するケースにも注意が必要です。

熱中症かな?と思ったときの応急処置

熱中症が疑われる場合は、まず涼しい場所へ移動させましょう。

室温を適切に下げ、エアコンの効いた環境で安静にさせます。

飲めそうであれば、新鮮なお水を自由に飲めるようにし、無理に飲ませないようにしましょう。

身体を急激に冷やしすぎると体調が悪化することもあるため、

  • 氷水につける
  • 保冷剤を直接身体へ当てる

といった方法は避けましょう。

応急処置を行ったあとも、できるだけ早く動物病院を受診してください。

動物病院で行う治療

症状に応じて、

  • 酸素吸入
  • 点滴
  • 体温管理
  • 全身状態のモニタリング

などを行います。

熱中症は一時的に回復したように見えても、あとから体調がわるくなることがあります。

そのため、状態に応じて入院が必要になることもあります。

熱中症を予防するために

日頃から次のことを心がけましょう。

  • エアコンで室温を管理する
  • ケージを直射日光の当たらない場所へ置く
  • 温湿度計を設置する
  • いつでも新鮮なお水を飲めるようにする
  • 停電時の対策を考えておく

保冷プレートなどを使用する場合も、ハムスターさんが自分で丁度良い温度の場所へ移動できるように、ケージ全面にプレートなどを使うのではなく、ある程度温度差のある環境を作ることが大切です。

こんな症状はすぐに受診しましょう

次のような症状がみられる場合は、すぐに動物病院へご相談ください。

  • 呼吸が速い
  • ぐったりしている
  • 横になって動かない
  • 呼びかけへの反応が鈍い
  • けいれんしている
  • 食欲がない状態が続く

熱中症は短時間で重症化することがあります。

「少し様子がおかしいかな」と感じたら、早めの受診をおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. ハムスターにエアコンは必要ですか?

A. はい。
夏場はエアコンによる室温管理をおすすめします。
室温が30℃を超えると熱中症のリスクが高くなります。

Q. 保冷剤をケージに入れてもいいですか?

A. 保冷剤を直接ハムスターさんが触れる状態で使用することはおすすめできません。
保冷プレートなどを活用し、冷えすぎないようにしましょう。

Q. ケージに冷却プレートは必要ですか?

A. 必須ではありませんが、暑い時期は保冷プレートなどを設置し、ハムスターさんが自分で涼しい場所へ移動できる環境を作ると安心です。
プレートだけでなく、エアコンなどで室内環境を整えましょう。

Q. 夜だけエアコンを切っても大丈夫ですか?

A. 真夏は夜間でも室温が高くなることがあります。
温湿度計で室温を確認し、必要に応じてエアコンを使用しましょう。

Q. 水を飲んでいるなら熱中症にはなりませんか?

A. いいえ。
十分に水を飲んでいても、高温多湿の環境では熱中症になることがあります。
室温と湿度の管理がもっとも重要です。

まとめ

ハムスターさんは暑さに弱く、熱中症は命にかかわることもある病気です。

呼吸が速い、ぐったりしている、横になったまま動かないなどの症状がみられた場合は、早めの対応が大切です。

日頃から室温や湿度を管理し、快適な飼育環境を整えることで、熱中症の予防につながります。

池田動物病院では、ハムスターさんを含むエキゾチックアニマルの診療を行っております。

気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

ハムスターさんを含むエキゾチックアニマルの一般診療やお手入れは、松本獣医師が対応できる場合もございます。
病状が複雑なケースや専門的な診療が必要な場合は、主に石井院長が担当しております。
初診の方は、お電話(044-433-2274)でのご予約をお願いいたします。

ハムスターの熱中症のご相談なら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:松本 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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