【子猫のおやつはいつから?】あげなくても大丈夫?与える時期や注意点について解説|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

子ねこちゃんを迎えたばかりの飼い主さまから、

「子猫のおやつはいつから与えていいですか?」
「ちゅ~るは食べても大丈夫ですか?」

というご質問をいただくことがあります。

最近では子猫用のおやつも多く販売されていますが、当院では健康な子ねこちゃんであれば、無理におやつを与える必要はないとお伝えしています。

子ねこちゃんの時期は、これから一生続く食習慣を作る大切な時期です。
おやつのおいしさを覚えてしまうことで、ごはんよりもおやつを好むようになったり、将来的に肥満につながったりすることもあります。

この記事では、子猫におやつは本当に必要なのか、与えるとしたらいつ頃がおすすめなのか、当院でおすすめしている考え方をご紹介します。

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目次

子猫におやつは本当に必要?

子猫用のフードと少量のおやつのそばに座る子ねこちゃんを描いた水彩風イラスト|子猫のおやつをイメージ

健康な子ねこちゃんであれば、おやつは必ずしも必要ではありません。

子猫用の総合栄養食には、成長に必要な栄養素がバランスよく含まれています。
そのため、ごはんをしっかり食べている子であれば、おやつを与えなくても健康に成長できます。

実際の診療でも、「おやつしか食べなくなってしまった」「ごはんを残すようになった」というご相談を受けることがあります。

子ねこちゃんの頃からおやつを習慣にしてしまうと、おやつばかり欲しがるようになる子もいます。
将来の健康のためにも、まずは子猫用の総合栄養食をしっかり食べる習慣を身につけることを優先しましょう。
そのため、当院では健康な子ねこちゃんであれば、おやつを無理に始める必要はないと考えています。

おやつを始めるならいつがおすすめ?

一般的には、生後3〜4か月頃から食べられる子猫用のおやつも販売されています。

しかし、当院では避妊・去勢手術を終える生後6か月頃から、必要に応じて取り入れることをおすすめしています。

避妊・去勢手術のあとには、お薬をご自宅で飲ませる必要がある子もいます。
そのようなとき、お薬を包めるタイプのおやつやペースト状のおやつがあると、お薬を飲ませやすくなる場合があります。

普段からおやつを与えていない子であれば、「お薬を飲むための特別なもの」として活用しやすいこともメリットです。

子猫におすすめのおやつ

子ねこちゃんに与えるおやつは、子猫でも食べやすく、消化しやすいものを選ぶことが大切です。

当院では毎日のおやつとしてではなく、投薬や特別なごほうびなど、必要な場面で活用することをおすすめしています。

おすすめのおやつには次のようなものがあります。

ペーストタイプ

水分量が多く、食べやすいため初めてのおやつにもおすすめです。

ウェットタイプ

香りがよく、食欲が落ちているときにも食べやすい場合があります。

フリーズドライタイプ

素材そのままのおやつで、少量でも満足感があります。
ただし与えすぎには注意しましょう。

子猫用のおやつ

商品によって対象月齢が異なるため、必ずパッケージを確認してから与えてください。

子猫に与えてはいけない食べ物

ヒトが食べるものの中には、ねこちゃんにとって危険な食べ物があります。

例えば、

  • ネギ類(玉ねぎ・長ねぎ・にら)
  • チョコレート
  • ブドウ・レーズン
  • キシリトールを含む食品
  • アルコール
  • カフェインを含む飲み物
  • 生肉・生魚

などは絶対に与えてはいけません。

また、ヒト用のお菓子や味付けされた食品は塩分や糖分が多く含まれているため、子ねこちゃんには適していません。

「少量だから大丈夫」と自己判断せず、猫専用のおやつを選ぶようにしましょう。

おやつを与えるときの注意点

与えすぎない

おやつは1日に必要なカロリーの10%以内を目安にしましょう。

おやつを食べすぎると、ごはんを食べなくなったり、肥満につながったりすることがあります。

ごはんを優先する

おやつを与える前に、まずは子猫用フードをしっかり食べているか確認しましょう。
ごはんを食べないうちにおやつを与えてしまうと、「おやつだけ食べる」という習慣がついてしまうことがあります。

しつけや通院時のごほうびとしておやつを使いたい場合は、1日に与える主食の子猫用フードから、ごほうびに使う分をあらかじめ取り分けておく方法もあります。
おやつを増やさずにごほうびとして使えるため、食事量やカロリー管理もしやすくなります。

新しいおやつは少量から

初めて与えるおやつは、少量から始めて様子を見ましょう。

嘔吐や下痢などの消化器症状がみられた場合は、そのおやつは中止し、必要に応じて動物病院へ相談してください。

ごはんをしっかり食べる習慣を大切にしましょう

子猫の時期は、一生の食習慣の土台を作る大切な時期です。

毎日おやつを与える習慣をつけるよりも、まずは子猫用の総合栄養食をしっかり食べられるようにすることが大切です。

ごはんをしっかり食べる習慣が身につくことで、必要な栄養を十分に摂取でき、将来的な偏食や肥満の予防にもつながります。

月齢別のおやつの与え方

生後0~2か月

離乳期のため、おやつは必要ありません。

子猫用ミルクや離乳食、総合栄養食を優先しましょう。

生後3~4か月

少量のおやつを試してもよい時期です。

ただし、ごはんをしっかり食べていることが前提です。

生後5~12か月

ごほうびやコミュニケーションの一環として取り入れることができます。

ただし、主食の量が減らないよう、おやつの量は控えめにしましょう。

よくある質問

Q. 子猫のおやつはいつから与えられますか?

A. 一般的には、生後3〜4か月頃から与えられる子猫用のおやつも販売されています。
しかし、健康な子猫であれば、おやつを無理に始める必要はありません。
当院では、まずは子猫用の総合栄養食をしっかり食べる習慣を身につけることをおすすめしています。

Q. 子猫におやつは必要ですか?

A. 健康な子猫であれば、おやつは必須ではありません。
総合栄養食から成長に必要な栄養を十分に摂取できるため、おやつを与えなくても問題ありません。
コミュニケーションや投薬の補助など、必要な場面で活用するとよいでしょう。
ごほうびが必要な場合は、主食の子猫用フードを取り分けて活用する方法もあります。

Q. ちゅ~るはいつから与えてもいいですか?

A. 商品によって対象月齢が異なりますので、パッケージに記載されている対象月齢を確認してください。
当院では、避妊・去勢手術後のお薬を飲ませる際など、必要なタイミングで初めて活用することをおすすめしています。

Q. おやつだけ食べて、ごはんを食べなくなりました。

A. 診療でもよくご相談を受ける内容です。
おやつを好むようになると、総合栄養食を食べなくなる子もいます。
まずはおやつを一度控え、ごはんを中心とした食生活に戻すようにしましょう。
食欲が戻らない場合は、病気が隠れている可能性もあるため受診をおすすめします。

Q. おやつは毎日与えてもいいですか?

A. 毎日与えなければならないものではありません。
与える場合も量は控えめにし、ごほうびや投薬の補助など必要な場面で活用することをおすすめします。

まとめ

子猫用のおやつは、生後3〜4か月頃から与えられる商品もありますが、健康な子ねこちゃんであれば無理に始める必要はありません。

当院では、まずは子猫用の総合栄養食をしっかり食べる習慣を身につけることをおすすめしています。

おやつは、避妊・去勢手術後のお薬を飲ませるときや、ごほうびなど必要な場面で取り入れる程度で十分です。

ちゅ~るなどのおやつも、対象月齢を確認し、必要な場面で上手に活用しましょう。

おやつの与え方や食事について不安なことがあれば、お気軽に池田動物病院までご相談ください。

子猫のおやつのご相談なら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:松本 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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