【子犬のおやつはいつから?】あげなくても大丈夫?与える時期や注意点について解説|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

子犬さんを迎えたばかりの飼い主さまから、

「子犬のおやつはいつから与えていいですか?」
「しつけのごほうびにおやつを使ったほうがいいですか?」
「子犬用のおやつならすぐに与えても大丈夫ですか?」

といったご質問をいただくことがあります。

最近では子犬用のおやつも数多く販売されていますが、当院では健康な子犬さんであれば、無理におやつを与える必要はないとお伝えしています。

子犬さんの時期は、一生の食習慣を作る大切な時期です。
おやつのおいしさを覚えてしまうことで、ごはんよりもおやつを好むようになったり、将来的に肥満につながったりすることもあります。

この記事では、子犬におやつは本当に必要なのか、与えるとしたらいつ頃がおすすめなのか、当院でお伝えしている考え方についてご紹介いたします。

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目次

子犬におやつは本当に必要?

子犬用フードとおやつの前に座る子犬を描いた水彩イラスト|子犬のおやつをイメージ

健康な子犬さんであれば、おやつは必ずしも必要ではありません。

子犬用の総合栄養食には、成長に必要な栄養素がバランスよく含まれています。
そのため、ごはんをしっかり食べている子であれば、おやつを与えなくても健康に成長できます。

実際の診療でも、

  • おやつしか食べなくなってしまった
  • ドッグフードを食べなくなった
  • おやつを欲しがってお食事を残すようになった

といったご相談をいただくことがあります。

子犬さんの頃は、「ごはん=毎日の食事」という習慣を身につける大切な時期です。
この時期におやつを頻繁に与えてしまうと、ごはんを残してもおやつがもらえると覚えてしまい、偏食につながることがあります。

子犬さんの頃からおやつが習慣になると、栄養バランスが崩れたり、必要以上にカロリーを摂取したりすることがあります。
将来の健康のためにも、まずは総合栄養食をしっかり食べる習慣を身につけることを優先しましょう。

そのため、当院では健康な子犬さんであれば、おやつを無理に始める必要はないと考えています。

おやつを始めるならいつがおすすめ?

市販されている子犬用のおやつの中には、生後3〜4か月頃から与えられる商品もあります。

しかし、当院では避妊・去勢手術を終える生後6か月頃から、必要に応じて取り入れることをおすすめしています。

避妊・去勢手術のあとには、お薬をご自宅で飲ませる必要がある子もいます。

そのようなとき、お薬を包めるタイプのおやつやペースト状のおやつを使うことで、無理なくお薬を飲んでもらえることがあります。

普段からおやつを与えていない子であれば、「お薬を飲むための特別なもの」として受け入れてくれやすいこともメリットです。

もちろん、お薬が苦手な子や食欲が落ちているときなど、おやつを活用した方がよい場面もあります。

ご家庭の状況や子犬さんの性格に合わせてご提案しますので、迷われた際はお気軽にご相談ください。

おやつを与える場合のポイント

おやつを与える場合は、次の点に注意しましょう。

ごはんを優先する

まずは子犬用の総合栄養食をしっかり食べることが大切です。

しつけやトレーニングでごほうびが必要な場合は、1日に与える主食のドライフードから、ごほうびに使う分をあらかじめ取り分けておく方法もあります。
おやつを増やさずにごほうびとして使えるため、お食事のバランスやカロリー管理もしやすくなります。

与えすぎない

おやつは、1日に必要な総摂取カロリーの10%以内を目安にしましょう。

月齢に合った商品を選ぶ

子犬用と表示されていても、対象月齢が異なる場合があります。
必ずパッケージを確認してから与えましょう。

初めてのおやつは少量から

体質に合わない場合は、嘔吐や下痢などの症状がみられることがあります。
少量から試し、様子を見ながら与えましょう。

家族みんなでルールを決めておきましょう

子犬はとても覚えが早いため、家族それぞれがおやつを与えてしまうと、必要以上に食べてしまうことがあります。

「おやつは誰が与えるのか」「1日にどのくらいまでにするのか」など、ご家庭でルールを決めておくことで、与えすぎや肥満の予防につながります。

子犬に与えてはいけない食べ物

ヒトが食べるものの中には、わんちゃんにとって危険な食べ物があります。

例えば、

  • チョコレート
  • 玉ねぎ・長ねぎ・にら
  • ブドウ・レーズン
  • キシリトールを含む食品
  • アルコール
  • カフェインを含む飲み物
  • 鶏の加熱した骨
  • 生肉・生魚

などは与えてはいけません。

また、ヒト用のお菓子や味付けされた食品は塩分や糖分が多いため、子犬さんには適していません。

よくある質問

Q. 子犬のおやつはいつから与えられますか?

A. 一般的には生後3〜4か月頃から与えられる商品もありますが、健康な子犬であれば無理に始める必要はありません。
当院では、まずは総合栄養食をしっかり食べる習慣を身につけることをおすすめしています。

Q. 子犬におやつは必要ですか?

A. 健康な子犬であれば、おやつは必須ではありません。
総合栄養食から十分な栄養を摂取できるため、ごほうびや投薬の補助など必要な場面で活用する程度で十分です。
ごほうびが必要な場合は、主食のドライフードを取り分けて活用する方法もあります。

Q. おやつだけ食べて、ごはんを食べなくなりました。

A. おやつを好むようになると、ドッグフードを食べなくなる子もいます。
まずはおやつを控え、ごはんを中心とした食生活に戻しましょう。

Q. 毎日おやつを与えてもいいですか?

A. 毎日与えなければならないものではありません。
与える場合も量は控えめにし、ごほうびや投薬の補助など必要な場面で活用することをおすすめします。

Q. 子犬用ガムはいつから与えてもいいですか?

A. 商品によって対象月齢が異なります。
また、硬すぎるガムは乳歯を傷めたり、丸飲みしたりする危険性もあるため、対象月齢やサイズを確認し、必ず飼い主さまが見守りながら与えましょう。

まとめ

子犬用のおやつは、生後3〜4か月頃から与えられる商品もありますが、健康な子犬さんであれば無理に始める必要はありません。

当院では、まずは子犬用の総合栄養食をしっかり食べる習慣を身につけることをおすすめしています。

おやつは、避妊・去勢手術後のお薬を飲ませるときや、ごほうびなど必要な場面で取り入れる程度で十分です。

近年は、おやつを使ったトレーニングも広く行われていますが、子犬の性格によっては、おもちゃや褒めることをごほうびにする方法でも十分に学習できます。
ご家庭に合った方法について迷われる場合は、お気軽にご相談ください。

子犬さんの時期は、一生の健康につながる食習慣を身につける大切な時期です。
おやつよりも毎日のごはんをしっかり食べる習慣を優先し、健康な身体づくりを目指しましょう。

子犬の食事やおやつについて不安なことがありましたら、お気軽に池田動物病院までご相談ください。

子犬のおやつのご相談なら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:松本 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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