【犬が食べてもいい秋の食べ物】さつまいも・梨・りんご・柿など|与え方と注意点を解説|池田動物病院・武蔵小杉・川崎市

川崎市中原区の飼い主のみなさま、こんにちは。
武蔵小杉駅からすぐの池田動物病院です。

「犬にさつまいもをあげても大丈夫?」
「梨やりんご、柿は食べられるの?」
「秋の食べ物を少し一緒に楽しみたい」

このように思ったことはありませんか?

秋になると、さつまいもや栗、梨、りんご、柿など、旬の食べ物をご家庭で楽しむ機会が増えます。

わんちゃんも食べられるものはありますが、種や芯、皮など、与える際に注意が必要な部分がある食材もあります。

また、食べてもよい食材であっても、与えすぎると下痢や嘔吐、肥満などの原因になることがあります。

この記事では、犬が食べてもよい秋の食べ物と、与える際の注意点について分かりやすく解説いたします。

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目次

犬に秋の食べ物を与えてもいい?

さつまいも・かぼちゃ・栗・梨・りんご・柿のイラスト|犬が食べてもいい秋の食べ物のイメージ

わんちゃんが食べても問題のない野菜や果物であれば、おやつとして少量与えることができます。

ただし、わんちゃんにとって野菜や果物は必ずしも必要な食べ物ではありません。

普段のお食事には、必要な栄養素がバランスよく含まれている総合栄養食を主食として与えることが基本です。

秋の野菜や果物は、あくまでもおやつやトッピングとして楽しむ程度にしましょう。

また、同じ食材でも食べられる部分と注意が必要な部分があるため、与える前に確認することが大切です。

犬が食べてもいい秋の食べ物

さつまいも

さつまいもは、十分に加熱したものであればわんちゃんも食べることができます。

甘みがあるため、好きなわんちゃんも多い食材です。

生のままではなく、蒸したり茹でたりして十分に加熱し、味付けをせずに与えましょう。

大きなかたまりは喉に詰まらせる可能性があるため、わんちゃんの身体の大きさに合わせて食べやすくしてください。

焼き芋も味付けをしていないものであれば少量与えることができます。

ただし、さつまいもは糖質やカロリーも含むため、与えすぎには注意しましょう。

かぼちゃ

かぼちゃは、加熱してやわらかくしたものであれば少量与えることができます。

種やワタを取り除き、蒸したり茹でたりしてから与えましょう。

硬い皮は食べにくかったり、消化しにくかったりすることがあるため、取り除くか十分にやわらかくしてください。

かぼちゃも比較的カロリーが高いため、与えすぎには注意が必要です。

煮物やスープなど、ヒト用に味付けされたものは避けましょう。

栗

栗は、十分に加熱し、鬼皮と渋皮を取り除いたものであれば少量与えることができます。

ただし、栗を丸ごと与えることはおすすめできません。

大きなまま飲み込むと、喉や消化管に詰まる可能性があります。

わんちゃんの体格にかかわらず、食べやすい大きさにしてから与えましょう。

また、栗はカロリーが比較的高いため、たくさん与える必要はありません。

砂糖などで味付けされた栗のお菓子ではなく、味付けをしていないものを選びましょう。

梨

梨も、果肉部分であればわんちゃんに少量与えることができます。

水分を多く含み、シャキシャキした食感を好むわんちゃんもいます。

与えるときは、種や芯を取り除き、果肉を食べやすい大きさに切りましょう。

一度にたくさん食べると下痢や軟便になることがあります。

また、果物には糖分も含まれているため、少量のおやつとして楽しみましょう。

りんご

りんごも、果肉部分であればわんちゃんに少量与えることができます。

与えるときは、種・芯・ヘタを取り除き、果肉を食べやすい大きさに切りましょう。

りんごの種には有害な成分が含まれているため、種ごと与えないようにしてください。

また、大きなかたまりを丸飲みすると喉に詰まる可能性があります。

りんごジュースやジャム、アップルパイなどの加工品ではなく、味付けをしていない果肉を少量与えましょう。

柿

柿も、種やヘタを取り除いた果肉であれば少量与えることができます。

熟した果肉を食べやすい大きさにして与えましょう。

柿の種は消化されにくく、飲み込んでしまうと消化管内で詰まる原因になる可能性があります。

庭などに柿の木があるご家庭では、落ちた柿をわんちゃんが丸ごと食べてしまわないよう注意してください。

また、柿にも糖分が含まれているため、与えすぎないようにしましょう。

秋の食べ物を与えるときの注意点

初めての食材は少量から

わんちゃんによって食べ物への反応は異なります。

食べてもよいとされている食材でも、体質によっては下痢や嘔吐などの消化器症状がみられることがあります。

初めて与える場合は少量にし、その後の便や体調に変化がないか確認しましょう。

味付けはしない

ヒトが食べる料理には、塩や砂糖、調味料などが使われています。

また、玉ねぎやにんにくなど、わんちゃんに与えてはいけない食材が一緒に使われていることもあります。

わんちゃんに与える場合は、基本的に味付けをせず、食材そのものを与えましょう。

種・芯・硬い皮に注意する

秋の食べ物では、食材そのものだけでなく、

  • りんごや梨の種・芯
  • 柿の種
  • 栗の硬い皮

などにも注意が必要です。

これらを飲み込むと、喉や消化管に詰まるなど思わぬ事故につながることがあります。

食べ終わった後の種や芯、皮なども、わんちゃんが届かない場所へ片付けましょう。

与えすぎない

野菜や果物を食べてもよいからといって、たくさん与えてよいわけではありません。

おやつやトッピングは、一般的には1日に必要なエネルギー量の10%以内をひとつの目安にします。

ただし、適切な量は体格や年齢、普段のお食事、健康状態によって異なります。

特に肥満や糖尿病、腎臓病、尿路疾患などで治療中のわんちゃんでは、食材によっては控えた方がよい場合があります。

治療中のお食事がある場合は、自己判断で追加せず獣医師へご相談ください。

秋でも注意!犬に与えてはいけない食べ物

秋はさまざまな食べ物を楽しむ季節ですが、すべての食べ物をわんちゃんと一緒に食べられるわけではありません。

特に注意していただきたいもののひとつが、ぶどう・レーズンです。

わんちゃんがぶどうやレーズンを食べると、急性腎障害を起こすことがあります。

安全な量を予測することが難しいため、少量であっても与えないようにしましょう。

また、玉ねぎや長ねぎ、にんにくなどのネギ類もわんちゃんに与えてはいけません。

「野菜だから大丈夫」「果物なら少しなら大丈夫」と判断せず、初めての食材を与える前に、わんちゃんが食べられるものか確認することが大切です。

種や芯、栗を丸ごと食べてしまったら?

りんごや梨の芯、柿の種、栗などを誤って飲み込んでしまった場合は、飲み込んだものの大きさやわんちゃんの体格によっては消化管に詰まる可能性があります。

受診の際には、

  • 何を食べたか
  • どのくらい食べたか
  • いつ食べたか
  • 犬の体重
  • 現在の症状

などをお伝えいただくと診察の参考になります。

また、ご家庭で無理に吐かせることは危険な場合があります。

自己判断で塩やオキシドールなどを使用して吐かせようとせず、まずは動物病院へご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 犬に毎日野菜や果物を与えた方がいいですか?

A. 必ずしも与える必要はありません。
総合栄養食を適切に食べているわんちゃんであれば、基本的に必要な栄養をお食事から摂ることができます。
野菜や果物は、おやつやトッピングとして少量楽しむ程度にしましょう。

Q. 犬に焼き芋をあげてもいいですか?

A. はい。
味付けをしていない焼き芋であれば、少量与えることができます。
熱すぎないことを確認し、喉に詰まらないよう食べやすい大きさにして与えましょう。

Q. 犬に梨やりんごをあげてもいいですか?

A. はい。
種や芯などを取り除き、果肉を食べやすい大きさにすれば少量与えることができます。
ただし、果物には糖分も含まれているため、与えすぎには注意しましょう。

Q. 犬に栗をあげてもいいですか?

A. 十分に加熱し、鬼皮と渋皮を取り除いたものであれば少量与えることができます。
丸ごと飲み込むと喉や消化管に詰まる可能性があるため、食べやすい大きさにしてから与えてください。

Q. 犬に柿をあげてもいいですか?

A. はい。
種やヘタを取り除いた果肉であれば、少量与えることができます。
柿の種は消化管内で詰まる可能性があるため、取り除きましょう。

Q. 犬がぶどうを1粒食べてしまいました。大丈夫ですか?

A. 自己判断で様子を見ることはおすすめできません。
ぶどうによる中毒は、食べた量だけで安全性を判断することが難しいため、1粒でも食べてしまった場合は、症状がなくても速やかに動物病院へご連絡ください。

まとめ

秋には、さつまいもやかぼちゃ、栗、梨、りんご、柿など、わんちゃんも少量楽しめる食べ物があります。

ただし、食べてもよい食材であっても、与える量や部位には注意が必要です。

特に果物の種や芯、栗などは、誤って飲み込むと喉や消化管に詰まる可能性があります。

また、ぶどう・レーズンやネギ類など、わんちゃんに与えてはいけない食べ物もあります。

普段のお食事は総合栄養食を基本とし、秋の野菜や果物はおやつとして適量を楽しみましょう。

池田動物病院では、わんちゃんのお食事についてのご相談や、食べ物・異物の誤食についての診察も行っております。

「これを食べてしまったけれど大丈夫?」「どのくらい食べたか分からない」といった場合も、お気軽にご相談ください。

犬が食べてもいい秋の食べ物のご相談なら池田動物病院へ|池田動物病院電話番号|044-433-2274

この記事の執筆・監修 
執筆:菊地(さ) 愛玩動物看護師
監修:鈴木 獣医師

投稿者プロフィール

菊地(さ)愛玩動物看護師

ペンギンが好きです。ジェンツーペンギンも好きですが、アデリーペンギンが一番のお気に入りです。

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